「社会人との会話に役立つコメント力養成講座」を開催しました

代々木キャンパスで6月12日、観光学部の3年次生を対象とした「社会人との会話に役立つコメント力養成講座」を開催しました。就職活動に向け、効率のよい新聞の読み方を知ることで時事問題などについて考える力をつけ、企業の担当者に自分の意見を伝えるスキルを培ってもらおうと実施したものです。日経メディアプロモーション株式会社の田中康史氏を講師に招き、12名の学生が参加しました。

田中氏は日本経済新聞を学生に配布し、読む際に注意すべきポイントを紹介。「すべての記事を読むのではなく、自分の就活にかかわる分野を中心に、興味のある見出しをまずは見つけてください。継続してニュースを追うことで、記事と記事のつながりを見つけられるくらいになると、就職での担当者との面接でも会話の幅が大きく広がります」とアドバイスしました。

続いて学生を4名ずつ3つのグループに分け、最も気になった記事について全員に発表してもらう時間を設けました。田中氏は、「いきなり与えられた課題でも、限られた時間の中で考えをまとめる能力が社会では求められます。気になった記事のスクラップを集め、それについて考えたことをノートにまとめる練習を続ければ、その力は少しずつ伸びてきます」と事前準備の大切さについて語りました。

参加した学生からは、「自分の考えを人に伝えるのは難しく、緊張しました。考えながら新聞を読む習慣を身につけ、希望する観光業界への内定を得られるように頑張ります」といった声が聞かれました。なお本キャンパスでは、10月中旬にも日本経済新聞を活用した就職対策講座を企画しています。

「社会人との会話に役立つコメント力養成講座」を開催しました