観光学部の学生有志6名が平塚駅北口周辺の魅力あるスポットを紹介するマップを作るため、4月9日に現地を調査しました。本学部では、平塚市が地域の活性化を目的に推進する平塚市民大学交流事業に協力しており、その事業の一環として昨年11月から今回まで計4回にわたって平塚市内各地の商店街や観光施設などを訪問。学生たちは本学部の屋代雅充教授、同市の職員とともに、駅から徒歩圏内にある観光スポットや個性ある商店を調査し、気になったポイントを撮影するとともに、店主にヒアリングを行って職人仕事の奥深さを教えてもらい、それらの情報をまとめた街歩きのための手作りマップを制作しています。
9日は学生5名が、平塚駅北口方面の飲食店や商店を訪問し、その特徴や見どころを取材して歩きました。学生たちは屋代教授指導のもと得た情報を編集し、マップを5月中に完成させようと作業にあたっています。地域を巡った荒井夢佳さん(3年次生)は、「実際に市内を歩くことでこれまで知らなかったランチのおいしいお店や、職人さんのこだわりの品がそろったお店も見つけることができました。この情報を、なるべくわかりやすく地図にまとめたい」と話しました。
また櫻井雛さん(同)は、「今回は北口のマップを作っていますが、これができたら駅周辺のほかのエリアも調査していきたいです。中国と韓国の留学生と一緒に制作しているので、日本語だけでなく中国語、韓国語、そして英語バージョンも作り、インバウンド観光の促進も図っていきたい」と語りました。