観光学部の屋代雅充教授が公募した学生6名の制作による、街歩きのためのマップ「ぷらっと平塚~南口商店編~」が完成し、4月下旬から平塚市役所や公民館、掲載店などの各所で配布されます。この活動は、本学が協定している平塚市民大学交流事業の一環として取り組んだもので、平塚市の地域活性化を目指しています。A3判用紙両面に印刷されたマップには、学生のおすすめの店や見どころの情報が掲載されており、長辺6等分、短辺3等分のサイズに蛇腹折りで畳まれたポケット版で仕上げられています。
昨年10月に同メンバーが制作した『ぷらっと平塚~北口商店街編~』に続く今回は、はんこ店、フォトギャラリー、マリン雑貨店など16件を掲載し、店や施設の雰囲気など学生による紹介記事が書かれています。制作メンバーの大川果穂さん(4年次生)は、「平塚駅は北口と南口でがらっと雰囲気が変わるので、地図からもその違いが感じ取れるように意識しました。見た人が、休日に”どこかに出かけよう”と考えた時、平塚が選択肢の一つに入るといいなと思います」と語りました。指導する屋代教授は、「学生の視点で掲載店の選定やデザインをすることで、若い世代の観光客を誘致するつくりになったかと思います」と活動を振り返りました。なお、留学生メンバーの力も生かして『北口商店街編』の英語版、韓国語版、中国語版も作成中であり、5月には平塚市内の宿泊施設などにも配架される予定です。