観光学部観光学科の学生4名が、神奈川県のアンテナショップ「かながわ屋」そごう横浜店の店頭プロモーション「東海道中 味比べ」を企画。10月29日から11月18日まで店頭に特設売り場が設置されています。県内で生産された新鮮な野菜や人気の銘菓などが販売されている「かながわ屋」が、そごう横浜店に開設されて1周年を迎えることを機に、観光業と絡めた新たなプロモーション案を企画するため神奈川県国際文化観光局観光部観光企画課から観光学部が依頼を受けたものです。学生にとって地域連携や観光振興に資する場として取り組んでいます。今年7月に代々木キャンパスで行われた企画案採択会で3つの企画が選ばれ、今回はチーム「温泉会議」による企画が第1弾として実施されました。
「東海道中 味比べ」は、江戸時代に整備された五街道の一つである東海道の宿場町に着目。現在の神奈川県内にあった箱根や、平塚、川崎など9つの宿場町をテーマに、それぞれの地域の特産品の販売コーナーを設けました。鉄道会社に所属している社会人学生4名からなる「温泉会議」が、看板やポップ、ポスターなども制作。10月30日には店頭に立ち接客も行いました。リーダーの森田浩一さん(3年次生)は、「宿場町の一部を持ってきたようなイメージの売り場にしたいと考え、装飾やポップの形を工夫しました。想像していた以上に、お客さんが足を止めてくれている印象です。神奈川県に住んでいても、県の歴史や住んだことのない地域の特産品に詳しくない人が多いと思うので、興味関心を持つきっかけになればうれしい」と語っています。
また、他2チームの企画も準備を進めており、今年度中に神奈川県内の魅力を紹介する動画の配信企画と、県西地域の特産品ブースを店頭に設置する企画を展開する予定です。