観光学部と政治経済学部の学生が「第17回神奈川韓国語スピーチ大会」で好成績を残しました

観光学部観光学科の有川卓人さん(4年次生)が、11月16日に神奈川韓国会館で行われた「第17回神奈川韓国語スピーチ大会」の「プレゼンテーション部門」で大賞を受賞。政治経済学部経済学科の矢野彩さん(同4年次生)も同部門で銅賞に選ばれました。神奈川韓国総合教育院が主催するこのコンテストは、韓国語学習者のコミュニケーション能力の向上を目的に毎年開催されており、「弁論部門」と「プレゼンテーション部門」の2部門に分かれて参加者がそれぞれ好きなテーマについて発表するものです。

有川さんと矢野さんは1年次から本学の韓国語の授業を履修し、韓国への留学も経験しながら語学力に磨きをかけてきました。今回のスピーチ大会に向けて、国際教育センターの吉本一教授とキムミンス講師の指導を受けながら準備を進めてきました。当日は、有川さんが「韓国のフードデリバーシステム」について、矢野さんは「K-POPの名曲史」をプレゼンテーションしました。有川さんは、「当日は緊張してしまい、手が震えてしまいながら発表していたので、まさか受賞できるとは思ってもいませんでした。2017年夏に1カ月間韓国へ留学した際、日本以上にシステムが発達していたフードデリバリーシステムに驚いたので、今回のテーマに設定しました。日本でもさまざまな店舗がこのシステムの導入を進めているので、現在の日韓の違いなどにも注目したことが評価されたのだと思います。留学を終えてから、授業以外でなかなか韓国語を使う機会がなかったこともあり、プレゼンテーションの準備をしながら、また“韓国語漬け”の日々を送ることができたこともよかったです」と笑顔で振り返ります。

一方、矢野さんは「高校3年のときからK-POPが好きだったので、大学でも韓国語の勉強を始めました。プレゼンテーションに向けて、1950年代から2000年代までのK-POPの名曲やその特徴をまとめました。80年代や90年代の曲は、私自身初めて聞いた曲ばかりだったにもかかわらず、懐かしく聞こえてくることがとても不思議で、音楽は国境をこえてつながっているのだと実感しました。プレゼンテーションの準備や発表の練習を積んできた経験は社会に出てからも生かせると思います。賞をいただき、韓国語をさらに勉強したいとも感じました」と話しました。

キム講師は、「2人ともとても熱心に韓国語の勉強をし、文化にもとても興味を持ってくれています。ぜひこれからもその姿勢を崩さずに、学びを深めてほしい」と語っています。

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