観光学部の立原教授が日本フードサービス学会の会長に就任しました

観光学部観光学科の立原繁教授がこのほど、日本フードサービス学会の会長に就任しました。1995年に設立された同学会は、時代に応じたフードサービス産業の課題を整理、議論、克服することを目的としており、この産業にかかわる農業や流通、経営、マーケティング、経済、人間工学、都市工学など多様な分野の研究者や、外食産業に携わる企業人らが多数参加しています。立原教授は8月4日に開かれた第25回通常総会で新会長に選任されました。

立原教授は、「本学会は日本フードサービス協会など産官学連携を重視した研究活動を標榜する学会として発足して以来、低迷する経済環境をはじめデジタル化やAIの進展、少子高齢化、増していく国際市場の重要性、ライフスタイルや価値観の変化など外食産業を巡って山積する課題の解決をはじめ、食の安心?安全や6次産業に代表されるビジネスモデルや業態開発、メニュー開発、人材育成といった問題について取り組んできました。さらに、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户感染症の拡大を受け、フードサービス産業は歴史的経験のない危機的状況と転換期にもあります。本学会が取り組むべき急務として積極的に議論し、対応していきたいと考えています。活発な研究活動を展開することで、社会や産業に実質的貢献ができる存在感のある学会を目指していきます」と意気込みを語っています。