チャレンジプロジェクトの「Global Innovation Project」と「スポーツ社会貢献プロジェクト」が「『パラスポーツ』に関する研修会」を開催しました

チャレンジプロジェクトの「Global Innovation Project」(GIP)と「スポーツ社会貢献プロジェクト」が、6月21日に湘南キャンパスで「『パラスポーツ』に関する研修会」を開催しました。共生社会の実現を目指す両プロジェクトでは、年間の活動の中でパラスポーツ関連イベントの運営にも携わっています。今回の研修会は、正しい知識をプロジェクトメンバーや教職員と共有し今後の活動につなげようと開いたものです。

55名が参加した当日は、はじめにグループに分かれて「パラスポーツ」や「障がい」の言葉からイメージできることをディスカッションした後、パラスポーツやアダプテッド?スポーツを研究する体育学部の内田匡輔教授(キャンパスライフセンター所長、インクルージョン推進室室長)が、「パラスポーツとは?~障がいのある人とスポーツを考える~」をテーマに講演しました。内田教授は、「チャレンジプロジェクトに取り組む皆さんには、それぞれに“願い”があると思います。大学生として願う未来を形にするためには、これまで学んだ知識を生かして取り組まなければならないでしょう。わからないことや悩みごとができたら、ためらわずに近くの教職員を頼ってください。今後、皆さんが何を成し遂げるのかを楽しみにしています」と学生たちにエールを送りました。

GIPのプロジェクトリーダーを務める藤原巧翔さん(工学部3年次生)は、「自分が今まで障がいのある方に接してきた態度は正しかったか、今後どのような接し方をすればいいかを考えさせられた」とコメントし、スポーツ社会貢献プロジェクトのリーダーの上村美空さん(法律学部3年次生)は、「今後は、誰もが無理せず楽しめるスポーツイベントを展開していきたい」と話していました。