熊本キャンパスの松前記念総合体育館で3月19日に、2024年度秋学期学位授与式を挙行しました。今年度は熊本、阿蘇くまもと臨空の両キャンパスにある大学院生物科学研究科(博士課程)4名、大学院農学研究科(修士課程)11名、経営学部195名、基盤工学部85名、農学部147名の計442名に学位記を授与しました。



開式に先立ち、昨年9月に逝去した学校法人bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の松前達郎前総長に全員で黙とうを捧げました。式は木之内均熊本キャンパス長の開式の辞から始まり、博士課程修了者、修士課程修了者、学部卒業生の総代に木之内熊本キャンパス長が学位記を手渡しました。また、学業や課外活動で顕著な成績を収めた学生に総長賞をはじめ課外活動で活躍した学生を表彰する「熊本キャンパス長賞」などの各賞も授与しました。式辞では、木之内熊本キャンパス長が、松前義昭総長?理事長?学長のメッセージを代読し、「創立者?松前重義博士が教育の指針として掲げた『若き日に』で始まる4つの言葉は、現在の皆さんだけでなく、人生における青春を示唆していく言葉です。『思想を培え』『体躯を養え』『智能を磨け』は、その青春を保つための手段であり、人生をよりよくするための指針でもあります。本日お渡しした学位記は、人生を歩む準備が完了した証明の一つです。『希望を星につなげ』は人生における青春をいつまでも続けよと創立者が皆さんに残した言葉です。これからの人生を前向きな姿勢で歩んでいただきたいという願いが込められています」と語りかけました。続いて卒業生代表による謝辞では、チャレンジプロジェクト「阿蘇援農コミュニティプロジェクト」のリーダーを務めた布施里実さん(農学部応用動物科学科)が、「コロナ禍の中で不安も抱えながら入学しましたが、学科ではさまざまな視点から幅広い知識を身につけることができました。チャレンジプロジェクトでも、地域に貢献する一方で農業の課題に触れるなど多くの経験を積みました。社会に出ても積み重ねた学びと経験を信じて一歩ずつ前進していきます」と語りました。



式典終了後には、会場の出口で木之内熊本キャンパス長や各研究科長、学部長らと教職員に見送られて卒業生が退場。学科ごとに教室に分かれて一人ひとりに学位記を手渡し、教職員と卒業生、保護者らが笑顔で記念撮影する姿も見られました。プロ野球?千葉ロッテマリーンズに進む廣池康志郎選手(農学部応用動物科学科)は、「勉強も部活も忙しい毎日でしたが、とても充実した4年間でした。プロでも先発したいという思いがあるので、まずはケガをしない体をつくるとともに経験を積み、1軍の舞台に立ちたい」と決意を新たにしていました。





