「第1回全国女子硬式野球静岡交歓会 富士山大会」を開催しました

静岡キャンパスでは8月13日から15日まで、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户松前球場など静岡市内5会場で「第1回全国女子硬式野球静岡交歓会 富士山大会」を開催しました。女子野球選手の実戦と交流の場にしようと、本キャンパスと付属静岡翔洋高校の女子硬式野球部を指揮する弓桁義雄監督(静岡翔洋高中等部教諭)が中心となって企画したもの。今大会には学園から「東海大静岡」と「東海大静岡翔洋」(A~C)の計4チームが出場したほか、全国から2大学?6高校が参加し、3日間で28試合の熱戦を繰り広げました。

高校の女子野球部は年々増加傾向にあり、競技人口も増えていますが、女子チーム同士で試合を組める機会は多くなく、広い硬式野球場でプレーする機会も限られています。弓桁監督は、「女子野球は年代カテゴリーの垣根なく試合ができるため、大学や高校が主催する大会が各地で開かれています。今年度、静岡キャンパスに女子硬式野球部を創部するにあたり、全日本女子野球連盟の山田博子会長から“日本一の富士山が見える静岡で大会を開いてほしい”というお話をいただいていました。広い球場でのびのびと楽しそうにプレーする女子野球の魅力を、ゆくゆくは地域の方々にも感じてもらえる場にしたい」と語ります。静岡翔洋中の野球部を指揮していたころ、多い時には120チームが参加する中学軟式野球の交歓会を25年にわたって運営してきた経験を生かし、翌週に全国高校女子硬式野球ユース大会と全日本大学女子硬式野球選手権大会を控えるこの時期の開催に至りました。

東海大静岡は、東海大静岡翔洋高の3年生を加えたチームで4試合を戦い、最終日に学校法人石川高校に勝利して1勝3敗の成績を残しました。鈴木はな主将(人文学部1年次生)は、「最初は連係プレーがうまくいきませんでしたが、互いに声をかけ合い、次第に一体感も増して最後はいい雰囲気で戦えました。普段からマシンを使った打撃練習や守備練習はしていますが、実戦で投手の生きた球を打つのは貴重な経験になりました」と笑顔を見せました。福井工業大学には敗れましたが、弓桁監督は、「初めて同じ大学生と対戦し、自分たちのレベルや、これから何をしていけばいいのかが分かったと思います。疲れもあったと思いますが、連戦もいい経験になったのでは」とコメント。福井工大の新井純子監督は、「大会という目標ができると選手たちのモチベーションが変わり、“負けたくない”と練習に取り組む姿勢も変わります。普段はなかなか紅白戦もできないので、こうした機会にお声がけいただき本当にありがたい」と話していました。