「トップアスリート向けインタビュー講座」を開催しました

スポーツプロモーションセンターでは10月7日と21日に、湘南キャンパスで「トップアスリート向けインタビュー講座」(共催:キャンパスライフセンターキャリア担当)を初めて開催しました。湘南キャンパスの強化指定クラブなどに所属する学生を対象に、学生アスリートの情報発信力強化やキャリア向上を目的に実施したものです。アスリートキャリアコーディネーターでフリーアナウンサーの桐田咲智代氏(文学部1998年度卒)を講師に招き、両日合わせて21名が参加しました。

7日は、桐田氏が初めに、「トップアスリートのイメージはメディア露出によって形成されるといっても過言ではありません。アスリートの発言は注目度が高く、社会に対して強い影響力を持っています。事前にトレーニングしておくことで、アスリート自身を守ることにもつながります」とトレーニングの重要性について語りました。続いて、インタビュー応答時の発声方法や言葉遣いといったポイントを解説した後、学生たちが大会で優勝した際のインタビューを想定したトレーニングに挑戦しました。自身の話し方や立ち居振る舞いを客観的に振り返るため、学生たちは互いにスマートフォンで動画を撮影。「優勝した今のお気持ちを聞かせてください」「主将としてチームをどのようにまとめてきましたか?」といった桐田氏からの質問に応答しました。また、SNSで情報発信をする際、投稿する文章や写真で意識するポイントも紹介したほか、トラブルが起きたときの対処方法を解説しました。「個人の言動が団体にも影響することを念頭に置き、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の代表として発言する意識を常に持ってください。取材時は自身のブランディングやキャリアにつながる貴重な機会と捉えて一問一答しましょう」と締めくくりました。

女子ハンドボール部の大田歩果主将(体育学部4年次生)は、「発音方法やつなぎの言葉をあまり意識したことがありませんでした。インタビューのシミュレーションではフィードバックも受けられ、勉強になることが多かったです」と語り、ラグビーフットボール部のマネージャーを務める江口心乃さん(法学部3年次生)は、「普段SNSで情報発信をしているので、多くの方にチームの情報を伝え続けることの重要性を改めて感じました。今後発信する内容や方法についても見直したい」と話しました。