駅伝チームがオイレス工業株式会社とスポンサー契約を締結しました

陸上競技部駅伝チームがこのほど、神奈川県藤沢市に本社をおく「オイレス工業株式会社」とスポンサー契約を締結。10月1日に、同社本社で締結式を行いました。本チームのスポンサー契約は、「inゼリー」などを販売する森永製菓株式会社に続いて2社目で、今後は選手が着用する公式ウェアの袖や背中などに企業ロゴを掲載します。

オイレス工業は、回転や往復運動を伴う機械に欠かせない「オイルレスベアリング」を日本で最初に開発し、「摩擦?摩耗?潤滑」のトライボロジー技術で成長しながら、「技術で社会に貢献する」を経営理念に掲げ70年以上にわたり発展を続けています。また、トライボロジー技術を応用展開して振動制御のダンピング技術を用いた免震?制震装置によって人命や財産、社会インフラを守り、さらには換気?排煙装置にも事業を展開して、社会貢献に直結するビジネスを展開しています。現在は、アメリカや中国、チェコ、タイ、インドにも工場を構え、日本国内のみならず、世界にも視野を向けて社会課題の解決を目指しています。

締結式には、駅伝チームから両角速駅伝監督(スポーツプロモーションセンター教授)、梶谷優斗駅伝主将(体育学部4年次生)、高橋波瑠斗駅伝主務(同)、兵藤ジュダ選手(同3年次生)が出席。本学卒業の飯田昌弥代表取締役会長(工学部1978年度卒)、坂入良和代表取締役社長らと懇談しました。飯田会長は、「努力を重ねたランナーたちが仲間たちとタスキをつなぎながらゴールを目指す駅伝には、多くの人たちに感動を与える力があります。私たちと同じ湘南地区を拠点に活動する若者を応援できることをうれしく思います」また、「“人間的な成長なしに競技力の向上なし”といった両角監督の指導指針がありますが、“従業員個々の成長なしに企業価値向上なし”といった会社経営にも通じる指針であると思い大変共感いたしました。」と話し、両角監督は学生に向けた支援への謝辞を述べるとともに、「社員の皆さまのご理解があったからこそ、スポンサーとしてお申し出いただけたと考えています。箱根駅伝をはじめ各レースでしっかりと結果を残し、恩返ししたい」と語りました。席上、10月19日(土)に控える箱根駅伝予選会(東京都?国営昭和記念公園など)について話題になり、梶谷主将は、「今年の夏合宿は例年以上に長い距離を走るよう意識してきました。しっかりと練習を積めているので、皆さまによいご報告ができるよう頑張ります」と抱負を語りました。