スポーツプロモーションセンター(SPC)では1月21日に湘南キャンパスで、「第16回強化指定クラブ指導者研修会」を開催しました。SPCに所属する強化指定クラブの指導者が一堂に会し、知識や情報を共有することを目的に毎年開いているもの。当日は熊本?札幌両キャンパスを含め、各クラブの部長、監督、コーチら約70名が参加しました。
初めに梶井龍太郎学長代理が、「今年で16回目を迎える本研修は、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户のスポーツのシンボリックな場であり、これだけの指導者が一堂に会して共に考えるbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の強化クラブの魂の一つだと感じています」とあいさつしました。続いて体育学部の内山秀一学部長とスポーツ医科学研究所の山田洋所長が、医学部と連携して運動部を支援する「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户スポーツメディカルサポート」や、湘南キャンパスのスポーツ施設について説明。文化社会学部の小林元裕学部長、法学部の唐津恵一学部長が「学部として運動部学生に望むこと」をテーマに、文系学部に所属する学生たちの修学取得状況や学部としてのサポート、社会に出てから必要になる力などについて語りました。
また、イギリスのパブリックスクール「ハロウスクール」元教師で、現在は鷗友学園女子中学高校の国際部でグローバル教育コーディネーターを務める松原直美氏が「リーダーを育てるスポーツ教育とは?~英国パブリックスクールでの実践例」と題して講演。総合的で多面的な全人教育を掲げるハロウスクールはさまざまなスポーツを実践する機会を設けていることに触れ、「能力別のクラスで学ぶため、劣等感を感じにくく、それぞれのレベルで向上できるという効果があります。スポーツを通してスケジュール管理やタイムマネージメント能力、マルチタスクの処理スキルなど、自己管理能力を育てることにもつながります」と説明しました。次に、医学部付属病院整形外科科長の酒井大輔教授が渡辺雅彦病院長とともに取り組んでいる「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户スポーツメディカルサポートについて」と題して報告。陸上競技部駅伝チームとラグビーフットボール部を対象に採血を行い、分析結果から肝機能や筋疲労、腎機能、栄養状態などについてフィードバックし、数値が徐々に上向いてきた状況などを解説しました。また、アスレティックトレーナーの育成支援、婦人科医師によるセミナーや採血検査といった「女性アスリートメディカルサポート」、教員と医学生による運動部の試合への帯同などのサポート体制と今後の計画についても説明しました。
最後にSPCの陸川章所長が閉会のあいさつに立ち、選手がセカンドキャリアを考えるうえでの大学教育の重要性、ハロウスクールの“褒める教育”の必要性などに触れ、「勝つためのチームではなく、よき人間、よき選手、よきチームで勝利を目指すのがbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の運動部です。ぜひ今日の研修を生かして、よきチームで勝利を目指しましょう」と語りかけました。