第1回クリエイティブ作品コンテストを開催しました

情報教育センターと情報理工学部では建学祭期間中の11月3日に湘南キャンパスで、全学生を対象とした第1回「クリエイティブ作品コンテスト(CCC2016)」の公開プレゼンテーションを開催しました。ICTのツール?技術を駆使した作品を発表するだけではなく、プレゼンテーションを公開することで、制作過程や作品に込めた思いを競い合い、学生の自己表現の場とすることを目的として初めて開催したものです。静止画部門、動画部門、WEB部門の3部門で、10月7日の締め切りまでに15グループ、19名の学生から、17作品の応募がありました。応募作品は、WEBサイトで一般に公開。3日の公開プレゼンテーションまで、本学学生を中心に300を超えるオンライン投票がありました。

3日の午後に本キャンパス12号館コンピュータ室で行った公開プレゼンテーションでは、作品の応募者自身が3分の持ち時間と2分間の質疑応答を通じて、応募者が作品のコンセプトや制作過程を集まった聴衆に伝える機会を設けました。運営にあたった情報教育センターの田中真准教授は、「本コンテストの審査は、(1)情報教育センターの教員による作品審査ポイント、(2)WEB公開投票によるポイント、(3)公開プレゼンテーションポイント、の3つポイントを総合して審査しました。いずれも個性豊かな力作ばかりでした」と振り返ります。厳正な審査の結果、最優秀賞には、情報理工学部コンピュータ応用工学科4年次生の豊島楓さんによる静止画作品『不正な/夢か?』が選ばれました。

終了後の表彰式では、情報教育センター所長?情報理工学部長の長幸平教授から入賞者に表彰状と記念品が授与され、「レベルが高く、感心しました。今後ますます切磋琢磨し、来年もチャレンジしてください」との言葉が送られました。また、続いて懇親会も行われ、コンテストの応募学生と審査にあたった情報教育センターの教員が歓談。作品制作に向けた意気込みや苦労、これからの作品作りへの技術的、芸術的なアドバイスなどについて活発に意見が交わされました。審査にあたった本センターの丸山有紀子准教授は、「プレゼンテーションや懇親会では、学生たちが積極的に生き生きと話をしていて、作品作りに前向きに取り組んでいたことが感じられました」と話し、参加した学生からは、「他の作品の技術に刺激を受けました」「賞をのがして残念です。来年もぜひ参加したい」といった声が聞かれました。

入賞作品は以下の通りです。
最優秀賞 『不正な/夢か?』 豊島楓さん(情報理工学部コンピュータ応用工学科4年次生)
情報教育センター所長賞 『デザイン学課程プロモーションビデオ』 南瀬駿也さん(教養学部芸術学科4年次生)
静止画部門賞 『T.U Fountain』 細根和貴さん(工学部動力機械工学科3年次生)
動画部門賞 『動画あるあるに対する解決法』 野田山澄さん(情報理工学部情報科学科3年次生)
WEB部門賞 『東京の観光名所』 K.ポポラトさん(理工学部数学科)

なお、応募作品は下記WEBサイトで公開中です。
http://ictedu.u-tokai.ac.jp/ccc2016/vote/

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