bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户では、7月31日から11月21日にかけて企業の立ち上げを目指す教員や学生を対象にした全4回の講座「ビジネスプラン作成ワークショップ~スタートアップ道場2024」を開きました。スタートアップは、革新的な技術を生かして社会課題を解決し、短期間での急成長を図る企業を指します。本ワークショップは、教員、学生が持つ研究成果(シーズ)やアイデアを、ビジネスをはじめ投資家が興味を持つプラン作成などにつなげてもらおうと企画したものです。本学では2022年度に、研究活動の活性化を目指して環境整備や研究開発マネジメントの強化、研究活動の分析や推進、支援業務を担う「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户URA」を設置。24年からは東京大学?東京工業大学?早稲田大学が主幹機関を務め、首都圏の大学や地方公共団体、ベンチャーキャピタル、民間企業などがスタートアップを目指す教員や学生を支援するプラットフォーム「Greater Tokyo Innovation Ecosystem (GTIE)」に参画し、教員と学生のさらなるバックアップを目指しています。
今回のワークショップには、湘南、静岡、熊本の各キャンパスから教員や学生約20名が参加。期間中は外部のプランナーや投資家を招いた講習を開き、11月21日の最終回では参加者の中から6名が最終発表に臨み、ビジネスプランをプレゼンテーションしました。学内外の審査員3名の審査の結果、夏目祥揮講師(国際原子力研究所)による「光学制御で半導体製造装置を進化させる光学透過率測定装置の実用化」を最優秀賞に、竹村憲太郎教授(情報理工学部)の「Deyeagnoisis-高速視線計測技術を次世代の診断機器に-」および永井竜児教授(農学部)「生活習慣病を予測?予防して健康寿命を延ばす技術の社会実装」を優秀賞に選出しました。夏目講師は、「学生時代からスタートアップには興味があり、研究活動と並行して勉強を重ねてきましたが、今回のワークショップで多くの講師の方々から新しい視点でのアドバイスを受けて充実感のある時間を過ごせました。研究成果を社会に還元していくためにも、今後もさらなる努力を重ねていきます」と話しました。
受賞者には、総合科学技術研究所の岩森暁所長(工学部教授)が記念品と賞状を授与。岩森所長は、「社会では大学ベンチャーへの期待感が日々高まっており、資金作りをはじめとした実行へと移すためのハードルも下がり始めています。ぜひ今回の経験をそれぞれのスタートアップへとつなげてほしい」と語り、本ワークショップを運営したURA教員の尾内敏彦教授(総合科学技術研究所)は、「外部講師の皆さんにもたくさんの協力をいただき、実りあるセミナーになりました。このような活動を重ねる中で、教員や学生のシーズをスタートアップにつなげることはもちろん、過去の参加者が後輩たちにアドバイスを送るような体制づくりを図っていきたい」と話しています。