九州キャンパスゴルフ部の夏伐蓮選手(経営学部4年次生)が、8月30日から9月2日まで北海道?登別カントリー倶楽部で実施された男子ゴルフPGA資格認定プロテストの最終プロテストに合格し、プロゴルファーの資格を得ました。今回の最終テストは、4日間72ホール?ストロークプレーで上位50位までが合格の規定でしたが、2日目が悪天候のため3日目と合わせたラウンドとなり、3日間の合計スコアで合否が決定。夏伐選手はトータル1オーバーで14位タイに入り、見事に合格を決めました。
初日を2アンダー69で好スタートを切った夏伐選手でしたが、2ラウンド目は2オーバー、最終ラウンドは1オーバーの成績に、「2日目の雨で距離感が悪くなった部分もありましたが、3日間もう少しスコアを伸ばせたと思います」と振り返りますが、ショットの乱れを得意と話すパットで補うゴルフで合格ラインに入りました。「毎日、朝が来てほしくないと感じるほどのプレッシャーがありました。合格が決まった瞬間は喜びよりもホッとした気持ちが強かったです」と笑顔で語りました。
10月25日から28日には石川県?片山津ゴルフ倶楽部西コースで開催された団体戦、常陸宮杯第1回全日本大学ゴルフ選手権競技にメンバーの一員として出場し、5位となりました。また、11月1日、2日には今年度から新設された大学ゴルフ界のトップチームのみが参加できる全日本大学ゴルフスーパーリーグ2022(兵庫県?三木ゴルフ倶楽部)にも出場。こちらも全国の強豪と渡り合い5位となりました。夏伐選手は、「プロテスト合格後はあまり調子が上がってこなかったのですが、ドライバーなどのクラブを入れ替え、調整を続けたことで飛距離も伸びてきています。次は12月に開かれる日本プロゴルフ新人選手権大会でプロゴルファーとしてのスタートを切ります。自分はファンの方に愛されるプロが目標。近年、男子プロゴルフは人気が低迷していると言われていますが、プレーはもちろんファンサービスの部分でも頑張ることで、多くの人に応援される選手になりたいと考えています」と話しています。