熊本キャンパスで活動するチャレンジプロジェクト「先端技術コミュニティACOT」が10月9日に、熊本県内の合同会社ハッピーライトが運営する放課後等デイサービスに通う小中学生を対象とした活動体験会を開催しました。同社から依頼を受けて初めて企画したもので、当初は8月に開催予定でしたが、台風の影響で延期となっていました。当日は、小学1年生から中学3年生までの子どもたちと引率職員の約45名が熊本キャンパスを訪れました。
初めに喜田川将矢さん(文理融合学部2年次生)が、ACOTの活動について説明した後、グループに分かれて体験ブースに移動。電球と圧電素子をつけたお菓子の筒の中にビー玉を入れて発電させる「フリフリ発電機工作」に挑戦したほか、モーションキャプチャとドローン操縦の体験、ロボットを動かすプログラム作りなどに取り組み、子どもたちは先端技術の数々に目を輝かせて臨みました。子どもたちは、「延期になってからもずっと楽しみにしていました」「お兄さん、お姉さんたちが優しく教えてくれてうれしかった」と笑顔を見せました。ハッピーライトの職員からは、「地元の祭りなどで体験ブースを出展していると聞いて、何か参加させてもらえる機会がないかとたずねたのですが、私たち向けのイベントを計画してもらえるとは思っていませんでした。学生の皆さんが一生懸命準備してくれたことが伝わりましたし、子どもたちとの関わり方がとても上手で驚きました」と話していました。
中心になって運営した喜田川さんは、「子どもたちが“楽しかった”と話している姿を見て、開催できて本当によかったと思いました。今回のイベント運営は、プロジェクトとしてもいい経験になりました」と語りました。