湘南キャンパス内各所にウォーターサーバーを設置しました

湘南キャンパス内各所に6月3日から、ウォーターサーバーを設置しました。本キャンパスでは、2022年度のユニークプロジェクト「プラスチック削減プロジェクト(※)」の発案で、昨年5月末から7月末までの約2カ月間、学生のペットボトル利用量削減を目的にトライアルとして1号館、6号館、11号館にウォーターサーバーを設置。ウォーターサーバーに取り付けた流量計の測定結果から、期間中は全3台で500mlペットボトル約4万本分の水が利用されたことがわかりました。その後、多くの学生から継続を希望する声が寄せられたこともあり、今回の設置が決定。運用にあたり、プラスチック削減プロジェクトのメンバーは広報や流量計での計測などに協力しています。

今回、ウォーターサーバーは1、6、7、8、14、15、16の各号館とコムスクエアの各所(8号館は学生食堂と、3階キャンパスライフセンター内に設置。コムスクエアは9月下旬設置予定)の計8カ所に設置。常温水、冷水、温水の3種類を利用することができます。プラスチック削減プロジェクトのリーダーを務める高原沙弥さん(教養学部人間環境学科3年次生)は、「プラスチック削減に向けて大学で何ができるかを考え、まずは学生がよく利用するペットボトルを減らしたいと思い2年前に第1弾を企画し、職員の方々の協力を得て実現しました。学生にとって身近なプラスチック製品であるペットボトルの削減活動を通じて、環境問題に意識を向けてもらいたいと考えています。また、学生の中には、ただの水を飲むことを習慣化していない人が多いので、今後は健康面のメリットなどをSNSなどで広報し利用者の増加につなげたい」と話します。また、メンバーの中村駿文さん(工学部応用化学科4年次生)は、「2年前はキャンパス内のペットボトル廃棄量にあまり変動がなく、元々マイボトルを持っていた学生の利用が多かったと考えられます。今回は設置台数が増えたので、普段ペットボトルを買っている層に利用してもらえるよう広報にも力を入れていきたい」と語っています。

なお、今後は品川、静岡、熊本、阿蘇くまもと臨空、札幌の各キャンパスにも順次導入される予定です。

※現在はチャレンジプロジェクト「Global Innovation Project(GIP)」内の企画「プラスチック削減プロジェクト」として活動