ボウリング部が24年ぶりに関東学生春季レギュラーリーグで優勝しました

湘南キャンパスのボウリング部が4月13日から7月7日まで開催された「第63回関東学生春季レギュラーリーグ」で、1部リーグ、2部リーグともに優勝しました。強豪校がひしめく1部リーグでの優勝は24年ぶり、2部リーグは2連覇の快挙です。同部は1963年度にボウリング同好会として発足。70年代半ばにボウリング部に改称し、84年度に公認部に昇格して現在に至ります。82年には「全日本大学ボウリング選手権大会」を初制覇。その後、84年、85年に連覇を達成するなどの実績を残しました。現在の部員は20名ほどが在籍し、週に2回、キャンパスに近い伊勢原ボウリングセンターを拠点に練習に励んでいます。

春季レギュラーリーグは3人チーム戦(4名以上登録するとゲーム間にメンバーを変更することができる)で合計点を競い、14週間にわたる総当たり方式のリーグ戦で実施されました。付属相模高校在籍時からボウリングを続け、今回の優勝に貢献した加藤陸さん(工学部3年次生)は、「レーンのコンディションは同じ会場であっても日によってオイルの引き具合や温度?湿度などで微妙に変わります。4会場で行われたリーグ戦では、会場によってメンバーに得意?不得意感があり、それを見越して編成を組んでいましたが、期待する実力が出しきれずにやる気が落ちてしまうこともあった」と振り返ります。

終盤戦では、急きょ対戦相手が変更になるなどアクシデントにも見舞われましたが、専修大学や千葉商科大学など強豪校を抑え、見事、優勝しました。主将の原悠介さん(情報理工学部3年次生)は、「1年次生のときから力を合わせ、互いの長所や短所を理解し合って力を伸ばしてきたチーム。長丁場のリーグ戦では、途中でメンバー同士がぶつかることもありましたが、リーグ戦当初から首位につけていたので、皆で“優勝を逃すのはもったいない”と互いに鼓舞してモチベーションを保つことができた」と勝因を振り返りました。

同部は今後、12月に開催予定の「全日本大学ボウリング選手権大会」、2025年2月の「全日本大学個人ボウリング選手権大会」といった全国大会に出場します。原主将は、「全国には強豪校が多い。ここ数年は決勝に進めず悔しい思いをしてきたので、気持ちを新たにして上位入賞を狙いたい」と意欲を語っています。加藤さんは、「アミューズメントと思われがちなボウリングは、真剣にやると実に面白いスポーツ。部員の中には大学から始めた仲間も多いので、ぜひ多くの学生に関心をもってもらえれば」と話しています。