穂積 勝人
ホヅミ カツト
- 教授
- 学位:博士(薬学)
基本情報
所属
- 医学部 / 医学科
- 工学研究科 / 医用生体工学専攻
- 医学研究科 / 先端医科学専攻
- 医学研究科 / 医科学専攻
ジャンル
- 薬
- 感染症
- バイオテクノロジー
研究と関連するSDGs
研究内容
T細胞の分化および機能発現制御の分子的理解
Notchシステムは、様々な生物にて広く保存された重要な分化制御系であり、特に細胞系列の決定に寄与することが知られている。我々はこれまで、免疫応答の中心的役割を果たすTリンパ球の分化におけるNotchシステムの意義を明らかにしてきた。これまでの成果を基盤として、現在、1)T細胞分化におけるNotchシグナル下流事象、2)Notchシグナルによる免疫応答、特に粘膜面における様々なエフェクターT細胞(Teff)と制御性T細胞(Treg)の分化制御機構について研究を行っている。
詳細情報
研究分野
- ライフサイエンス 免疫学
論文
クローン病における腸管線維化と腸内細菌の関連
接着性侵入性大腸菌(AIEC)に対するIgA応答の解明
クローン病関連大腸菌のcyclic-di-AMPシグナルの亢進
乳癌組織における免疫細胞組成と臨床病理学的因子の関連に関する探索的解析
乳癌組織における免疫細胞組成と臨床病理学的因子の関連に関する探索的解析
共同研究?競争的資金等の研究課題
抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎/急速進行性間質性肺炎の病態解明および新規治療法の開発
Notchリガンド:Dll4の結合特性を基盤とした選択的Dll4阻害剤の探索
小腸移植におけるNotchシグナルの免疫応答制御とメカニズムの解明
B系列決定必須転写因子EBF1欠損をレスキューするmicroRNAの発見
ネオセルフとしての消化管抗原に対するT細胞応答制御とNotchシグナルの意義解明
T前駆細胞における未分化性維持とT細胞分化決定の分子機構解析
Notch活性化型悪性腫瘍を標的とした新規分子標的薬の開発
免疫四次元空間におけるNotchリガンドの役割解明
腸管繊維化のコラーゲン産生細胞の解析とTGF-βシグナル制御による新規治療戦略
幹前駆細胞の分化制御からみた肝線維化と再生?発癌の病態連繋
Notch/Jagged-1シグナルを介した肝線維化と肝再生との病態連繋の解明
肝幹細胞ニッチ制御と骨髄幹細胞の分化誘導に基づく肝再生治療戦略
生体内T細胞環境要因としてのNotchリガンドの役割
組織環境要因としてのNotchLによる細胞系譜決定の分子機構解析
骨のリモデリングと造血代謝の相互作用に関する分子メカニズムの解明
胸腺の存在をDll4でどこまで解くことができるのか
分化環境要因としてのNotchリガンドの役割
Notch/NotchLを基盤とした細胞系譜決定と組織構築の分子機構解析
膵細胞の分化機序の解明(Notchシグナル)と慢性膵炎の新たなる治療法に向けて
分化環境要因としてのNotchリガンドの役割
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