加藤 明
カトウ アキラ
- 准教授
- 学位:博士(理学)
基本情報
所属
- 医学部 / 医学科
- 医学研究科 / 先端医科学専攻
- 医学研究科 / 医科学専攻
ジャンル
- メンタルヘルス
- 生物?動植物
- メンタルトレーニング
- バイオテクノロジー
研究と関連するSDGs
研究内容
眼球運動から脳と心の謎にアプローチする
心の窓ともいわれる目の動きには、脳内の様々な状態変化が反映されることが知られているが、そのメカニズムには不明な点も多い。ヒトや実験動物の様々なタイプの眼球運動を指標とし、神経疾患あるいは酔いの前兆の検出?ストレスが生命活動、特に運動学習に与える影響とそのメカニズムへのアプローチ等をテーマに、国内外の研究者と協力しながら科学の発展?QOL の向上に結び付くことが期待される研究を進めている。
詳細情報
研究キーワード
- 動揺病
- 抑制性介在神経細胞
- プルキンエ細胞
- 運動学習
- チャネルロドプシン
- カルシウムチャネル
- シナプス可塑性
- 神経回路
- 光遺伝学
- 学習?記憶
- 眼球運動
- 小脳
- 包括脳ネットワーク
研究分野
- ライフサイエンス 神経科学一般 運動制御?運動学習
- ライフサイエンス 神経科学一般
受賞
- The Zaffaroni Innovation Fund Postdoctoral Fellowship
- The Human Frontier Science Program Long-term Fellowship
論文
マウスを用いた動揺病を引き起こす前庭-視覚環境条件の探索とその予防へのアプローチ
ヒト神経障害エステラーゼ遺伝子導入細胞の樹立と有機リンの影響について
Neuropathy Target Esteraseと神経機能 遺伝子操作マウスを用いた解析
有機リンによる神経障害発症機序の解明に向けて
Optogenetic Control of Synaptic AMPA Receptor Endocytosis Reveals Roles of LTD in Motor Learning.
ホルムアルデヒドガス曝露による反射性眼球運動への影響
Preparation of bioadhesive phosphorescent particles and their use as makers for video-oculography.
Wavelength modulation spectroscopy of formaldehyde using 3um DFG laser.
Calibration of infrared video-oculography by using bioadhesive phosphorescent particles for accurate measurement of vestibulo-ocular reflex in mice.
シックハウス症候群スクリーニングを視野に入れたマウス?ラット眼球運動研究の応用.
講演?口頭発表等
- 前庭―視覚組み合わせ刺激が引き起こす動揺病症状と先行刺激による動揺病抑制
- 前庭-視覚混合刺激による食餌量変化を指標にしたマウス動揺病誘発条件の探索
- 遺伝?操作マウスを?いた神経障害エステラーゼ遺伝?の機能解析
- Formaldehyde gas exposure altered reflexive eye movements in transgenic mice harboring human neuropathy target esterase (hNTE) gene
- 神経障害エステラーゼのマウス脳における機能
- ストレス負荷が尿中コルチコステロン濃度及び前庭動眼反射適応学習に与える影響
- 長期ストレス負荷が尿中バイオマーカーと運動学習に及ぼす影響
- Neuropathy Target Esterase遺伝子操作マウスの機能解析ー神経機能解析を中心に
- ストレス環境下におけるマウス前庭動眼反射運動学習への影響
- 光が変える眼球運動 -光遺伝学と前庭動眼反射適応学習-
- ストレス負荷が VOR 運動学習に与える影響
- ヒトNeuropathy Target Esterase高発現マウスとマウスホモログ遺伝子変異マウスの行動解析
- 「眼」で診る脳 ~前庭動眼反射を中心として~
- ホルムアルデヒドガス曝露による反射性眼球運動への影響
- 眼は心の窓 -心を可視化する眼球運動研究-
- 光遺伝学を用いた運動学習メカニズムへのアプローチ
- Computational analysis to identify potential instructive signals for an oculomotor learning process.
- 前庭動眼反射の運動学習を引き起こす instructive signal
所属学会
- 日本小脳学会
- 日本生理学会
- Asia-Pacific Neural Network Society
- 日本臨床環境医学会
- 日本神経回路学会
- 日本神経科学学会
- Society for Neuroscience
共同研究?競争的資金等の研究課題
遺伝子操作マウスを用いた神経障害エステラーゼの新規機能解明
実機制御への応用を目指した予測性運動制御を実現する脳幹?小脳ループの神経機構理解
広帯域中赤外光源を用いた生体に影響を及ぼす多種化学物質の高感度計測技術の研究
ストレスが引き起こす生体防御反応が運動学習に及ぼす影響とそのメカニズムの解明
有機リンの慢性毒性解析と診断技術開発
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学長室(広報担当)
Tel. 0463-63-4670(直通)