紙谷 聡英
カミヤ アキヒデ
- 教授
- 学位:博士(理学)
基本情報
所属
- 医学部 / 医学科
- 医学研究科 / 先端医科学専攻
- 医学研究科 / 医科学専攻
ジャンル
- 生命倫理
- バイオテクノロジー
研究と関連するSDGs
研究内容
幹細胞を用いた難治性肝疾患の治療法の開発
肝臓は体の機能を一定に保つ働きを持つ重要な臓器であり、高い再生能力を持つなどの特徴を持っている。アルコールの過剰摂取や肝炎ウイルスなどによって肝臓が傷害されると、肝炎の状態となり肝硬変?肝癌といった重篤な症状を引き起こす。また、近年では肥満?運動不足が原因となるメタボリックシンドロームの症状として脂肪肝による肝炎?肝癌が増加している。我々は、肝臓への脂肪蓄積を制御するメカニズムの解析や幹細胞による再生医療を通じて、このような肝疾患の新規治療法の開発を行っている。
詳細情報
研究キーワード
- 発生?分化
- 幹細胞
- 肝臓
研究分野
- ライフサイエンス 細胞生物学 細胞分化
- ライフサイエンス 消化器内科学 肝臓
論文
THAラット学習行動を制御する代謝物の同定と役割の解明
肝細胞癌における幹細胞マーカー発現の臨床的意義の検討
細胞のみで構成される管腔構造体を用いたバイオ人工胆管の作製
Vasoactive Intestinal Peptide Derived from Liver Mesenchymal Cells Mediates Tight Junction Assembly in Mouse Intrahepatic Bile Ducts
再生医療の現状と将来展望 細胞のみで構成される管腔構造体を用いたバイオ人工胆管の作製
Loss of Fibrocystin Promotes Interleukin-8-Dependent Proliferation and CTGF Production of Biliary Epithelium.[Epub ahead of print]
LIM homeobox 2 promotes interaction between human iPS-derived hepatic progenitors and iPS-derived hepatic stellate-like cells.
共同研究?競争的資金等の研究課題
ヒト型胆汁酸マウスを用いた進行性家族性肝内胆汁うっ滞症モデル動物の作製
胆管オルガノイドと流体デバイスを用いたハイスループット創薬スクリーニング系の構築
肝星細胞の脱活性化に基づく線維肝の修復機構の解明と再生治療戦略
肝臓の性差制御機構を利用した肝疾患治療法の開発
脂肪肝炎の発症?病態を制御する新規脂肪酸代謝システム
新規再生促進因子に着目した肝硬変に対するエクソソーム医療の創生
Notchシグナル制御による肝癌発生?進展の抑制
マイクロ流体デバイスを用いたヒト多能性幹細胞由来胆管疾患解析系の構築
新規細胞移植モデルの確立を目指した肝幹細胞の分化?増殖機構の解明
ゲノム改変型ヒト多能性幹細胞を用いた肝炎ウイルス感染?複製機構の解明
ヒトiPS細胞を用いたオンチップ型肝小葉シミュレータの開発と創薬への応用
幹前駆細胞の分化制御からみた肝線維化と再生?発癌の病態連繋
ヒトiPS細胞由来肝幹細胞の自己複製を制御する内在性および外来性miRNAの解析
肝幹細胞の分化決定と細胞移植効率に関わる分子機構の解析
多能性幹細胞由来肝幹?前駆細胞を用いた胆管疾患解析系の構築
ウイルス性慢性肝炎モデルのための免疫機能を保持したヒト肝細胞キメラマウスの作成
肝発生初期における肝幹細胞の増殖?分化を制御する細胞間相互作用の解析
肝幹細胞における増殖制御機構の解析と幹細胞移植モデルの開発
肝幹細胞の増殖?分化制御の分子メカニズム
肝臓の初期発生および成熟段階における液性因子?細胞外マトリクスの関与
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