木村 啓志
キムラ ヒロシ
- 教授
- 学位:博士(工学)
基本情報
所属
- 工学部 / 生物工学科
- 総合理工学研究科 / 総合理工学専攻
- 工学研究科 / 機械工学専攻
- マイクロ?ナノ研究開発センター
ジャンル
- バイオテクノロジー
研究と関連するSDGs
研究内容
医療?創薬のための生体模倣システムの開発
当研究室では、マイクロ?ナノデバイス技術を医療?バイオ分野と融合させることで新しい研究分野や産業を創出することを目指している。これまでに、微細加工技術を活用してマイクロシステムを開発し、小さな空間で細胞や生体分子を取り扱うことによって生体機能の再構築や生命現象の解明を実現している。機械と生物という一見相容れないもの同士を巧みに組み合わせたシステムの創成によって、医療応用への利便性を向上させることが可能である。
詳細情報
研究キーワード
- 生体医工学
- 生体模倣システム
- バイオエンジニアリング
- マイクロ流体デバイス
- MicroTAS
- バイオMEMS
- マイクロナノデバイス
研究分野
- ナノテク?材料 ナノマイクロシステム
委員歴
- 日本動物実験代替法学会 編集委員
- 第40回センサシンポジウム(SS40) センサシンポジウム論文委員
- 第45回日本バイオレオロジー学会年会 実行委員
- 日本動物実験代替法学会 WEB企画検討WG
- 第39回「センサ?マイクロマシンと応用システム」シンポジウム 論文委員会分野 副査
- 日本機械学会 2022年度 マイクロ?ナノ工学部門分野連携委員会 幹事
受賞
- bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户総合医学研究所/マイクロ?ナノ研究開発センター共同開催 第18回研修会 ショートプレゼンテーション?アワード 薬剤評価試験へのオンチップポンプ型多臓器生体模倣システムの活用
- 一般社団法人 日本機械学会 新分野開拓表彰
- 学校法人 bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户 松前重義学術奨励賞
講演?口頭発表等
- マイクロ?ナノ工学が切り開く医療?創薬の未来:ヒト生体模倣システムの実用化
- Microphysiological system の創薬研究での実用化に向けた取り組み
- マイクロ?ナノ工学を技術基盤とする臓器チップと毒性評価試験への応用
- 薬剤評価試験へのオンチップポンプ型多臓器生体模倣システムの活用
- Microphysiological system (MPS)の実用化に向けた取り組み
- ヒトiPSCs由来下位運動ニューロンの培養と軸索表現型評価に適したマイクロデバイスの開発
- 動物実験代替法としてのオンチップポンプ型多臓器生体模倣システム
- オンチップ灌流?直接酸素供給マイクロフィジオロジカルシステムを用いたin vitroにおける肝-小腸薬物代謝関連クロストークの解明
- 細胞アッセイでの利用を目指した生体高分子のオンサイトで迅速な定性?定量評価ツール開発のための基礎検討
- オンサイトグルコース系を搭載した一体型好気的細胞培養システムの開発
- オンチップポンプ型多臓器生体模倣システムを用いた薬剤評価試験
- Microphysiological System (MPS)を用いた灌流培養による近位尿細管細胞の機能向上
- 精子形成機序解明に向けた精細管培養イメージングデバイスの開発
- 細胞動態のオンライン計測に向けてグルコースセンサを集積化したオンチップポンプ型生体模倣システムの開発
所属学会
- 計測自動制御学会
- 電気学会
- 化学とマイクロ?ナノシステム学会
- 日本機械学会
- 日本動物実験代替法学会
共同研究?競争的資金等の研究課題
機能要素の再構成アプローチによる生理的小腸生体模倣システムの開発
細胞種特異的レジリエンス制御系に着眼した選択的神経変性の分子メカニズムの解明
製品化戦略に基づいた、国産MPSによる創薬プラットフォームの実証研究
機械学習を用いた精巣組織培養の自動最適化による精子形成の理解
精子幹細胞の細胞周期の特性と制御メカニズムの解明
結石軌道シミュレーションを用いた新規結石形成リスク分類法?予防法の実現
細胞成熟化と管腔誘導により生体内精子形成を再現する精巣オルガノイド培養系の開発
オンチップ灌流型MPSを基礎とした肝と他臓器が関与する薬物動態?毒性の予測系開発
次世代型神経変性疾患細胞モデルを用いた神経変性疾患治療薬?予防薬の開発
細胞成熟化と管腔誘導により生体内精子形成を再現する精巣オルガノイド培養系の開発
一次繊毛を介した新規腎尿細管恒常性維持機構とそれに基づく腎線維化機序の解明
新規血液脳関門透過性調節因子に着眼した革新的脳内薬物デリバリー法の開発
ルードヴィッヒ?ソレー効果を応用した水素同位体分離法の検証
神経活動リズムを形成する過分極応答解析のためのイメージングデバイス開発
ALS2分子ネットワーク異常に着眼した上位運動ニューロン変性メカニズムの解明
配偶子インテグリティの構築
高インテグリティを実現するin vitro精子産生系の開発
生理学的パラメータを模倣した機能集積型Body-on-a-chipの構築
新規セルトリ細胞株と精原細胞のマイクロ流体デバイス上の共培養系作成による人工授精可能な精子大量培養系の開発
創薬における高次in vitro評価系としてのKidney-on-a-chipの開発
産業財産権
- 培養装置、培養対象物観察方法、及び培養チップ
- 送液装置
- 細胞培養装置
- 水素同位体を含む水の分離方法
- 生物学的対象物の分化制御方法及びその装置
- 組織片の機能を発現?維持する方法および組織片培養デバイス
- 受精卵培養装置、受精卵培養方法
- 物質分布制御方法、デバイス、細胞培養方法、細胞分化制御方法
- 細胞培養用基膜、細胞培養用基材、及び細胞培養用基材の製造方法
- 細胞培養用基膜、細胞培養用基材、及び細胞培養用基材の製造方法
- 生物学的対象物の分化制御方法及びその装置
- 細胞培養用基膜、細胞培養用基材、及び細胞培養用基材の製造方法
- 受精卵培養装置、受精卵培養方法
- 物質分布制御方法、デバイス、細胞培養方法、細胞分化制御方法
- 粒子を操作する方法及びマイクロ流体装置
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お問い合わせ先
取材に関するお問い合わせ
学長室(広報担当)
Tel. 0463-63-4670(直通)