丸山 真史

丸山 真史

マルヤマ マサシ

  • 准教授
  • 学位:博士(人間?環境学)

基本情報

所属

  • 人文学部 / 人文学科
  • 海洋学研究科 / 海洋学専攻
  • 沖縄地域研究センター

研究と関連するSDGs

  • 海の豊かさを守ろう

研究内容

江戸時代の食生活に関する動物考古学的研究

考古遺跡では、貝殻や魚骨が出土することがある。これらの多くは、人々が食べた生ゴミを廃棄したものであり、これらを研究資料とすることで、過去の人々が何をどれくらい食べていたのかを明らかにすることができる。江戸時代の京都、大阪、兵庫を中心に、海産物消費の実相とその地域性を明らかにする研究を行っている。

詳細情報

研究キーワード

  • 東アジア考古学
  • 環境考古学
  • 歴史考古学
  • 海洋考古学
  • 動物考古学

研究分野

  • 人文?社会 考古学 動物考古学

論文

考古遺跡にみる動物利用の変遷

中世の犬食い—特集 飲食の風景と考古学 ; 食材

考古学の旬(第16回)人と動物の関係史 : 動物考古学からみた家畜

中国新石器時代の長江下流域における魚類利用-田螺山遺跡の分析から-

大阪府のアサリ漁獲と潮干狩り場運営の変遷 : 統計書とインタビューからみえる実態—Transition of commercial catch of Ruditapes philippinarum and operation of clamming parks in Osaka : State discovered through statistics and interviews

海浜部の集落における動物利用

静岡県におけるイルカの食文化と消費動向—Dolphin-eating Culture and its Consumption Trend in Shizuoka Prefecture

中?近世のイノシシ?ブタ利用 (特集 動物考古学のいま) -- (飼養と家畜)

西庄遺跡で飼育されたウマ

関中の馬と大和の馬

大阪地域における先史?古代の漁撈活動の変遷と難波宮下層遺跡の評価 (特集 難波宮下層遺跡と上町台地北端部の開発)

平安京跡出土の牛馬骨の解釈に関する問題点

平安京における動物利用 : 獣類の利用を中心として

長江下流域における新石器時代のヒトと動物の炭素?窒素同位体分析

田螺山遺跡出土木柱の放射性炭素年代

良渚遺跡群美人地遺跡出土の動物遺存体(初報)

古墳時代の馬の普及と飼育?管理 : 近畿地方のウマ遺存体を中心に (特集 古墳時代中期の馬生産と鉄生産)

上方およびその周辺の水産資源 (特集 水産資源と歴史考古学) -- (水産資源の消費と食文化)

古代の馬 日本在来馬の起源 (特集 馬とはどのような生き物か? : 馬と人の出会いから未来へ)

書籍等出版物

  • 布留遺跡の考古学
  • 家畜の考古学 : 古代アジアの東西交流
  • 特集?飲食の風景と考古学
  • 古代世界の中の壱岐
  • 馬の考古学
  • 海洋考古学入門: 方法と実践
  • 特集動物考古学のいま
  • 部落史研究からの発信第1巻
  • 鎌倉時代の考古学

講演?口頭発表等

  • Domestication of pigs in ancient Japan
  • アミノ酸窒素同位体分析からみた梶子遺跡の古代官衙におけるブタ利用の多様性
  • 江戸時代のニワトリの大きさの多様性
  • 韓国におけるニワトリの普及に関する基礎的研究―キジ科およびニワトリの出土遺跡の分布と時期的変遷―
  • 古墳時代の海浜集落にみる動物利用―大阪府南部の小島東遺跡における動物遺存体の分析を通じて―
  • 古代日本の動物利用
  • 動物利用からみる兵庫の歴史
  • 魚類遺存体からみた 西庄遺跡の漁撈
  • 人と動物の考古学
  • 大坂城下町のニワトリ
  • 動物食の考古学
  • ウマ遺存体からみた布留遺跡の馬利用
  • 動物考古学からみたネコの渡来と普及
  • 弥生時代の動物利用―水田稲作と漁撈?狩猟―
  • 動物考古学からわかる 坂津寺貝塚の様相
  • 弥生時代の狩猟漁撈
  • 考古遺跡からみえる動物利用の変遷
  • 古墳時代のヤマトにおける 牛馬渡来と普及
  • 近世における動物質食料からみた食生活
  • 海浜部の集落における動物利用

担当経験のある科目

  • 博物館実習1
  • 博物館実習2
  • 生き物文化誌
  • 日本文化史
  • 考古学
  • 海洋考古学2
  • 海洋文化学特論A
  • 海洋考古学1
  • 海域文化史
  • 歴史資料論
  • 海と人の歴史

所属学会

  • 古代学研究会
  • Society for East asian Archaeology
  • 日本文化財科学会
  • International Council for Archaeozoology
  • 日本動物考古学会
  • 日本人類学会
  • 考古学研究会
  • 日本考古学協会

共同研究?競争的資金等の研究課題

日本の動物相の原風景―集団ゲノミクスと古代DNAによる在来動物の集団史の解明

アジア東西の農耕文化圏における先史時代ブタ飼育の比較

古代DNAと骨格形態から探る、東アジアにおけるイヌの家畜化と日本列島への導入

動物考古学から探るユーラシア家畜文化のダイナミズム

東アジアにおける家禽飼育の起源と拡散の解明

古墳時代の家畜と王権に関する動物考古学的研究

牛馬文化の渡来と変容過程の解明による新たな列島史像の構築

遺跡出土馬のゲノムワイド解析に基づく日本列島馬の起源と交雑史に関する研究

古環境の変遷と動?植物利用の諸段階

古墳時代の馬飼いに関する動物考古学的研究

日本的畜産文化成立過程の動物考古学的研究

中国新石器時代における家畜?家禽の起源と、東アジアへの拡散の動物考古学的研究

国家形成期の畿内におけるウマの飼育と利用に関する基礎的研究

古代における骨角製品の動物考古学的研究

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お問い合わせ先

取材に関するお問い合わせ

学長室(広報担当)

Tel. 0463-63-4670(直通)


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