熊本キャンパスでは4月5日に松前記念総合体育館で、「2020年度入学生 入学セレモニー」を開催しました。昨年度、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户感染症の拡大により入学式が挙行できなかった新2年次生を対象に、同学年の仲間と一堂に会し、今後のキャンパスライフをより充実したものにするとともに、大学生活の始まりとしての思い出をつくってもらおうと開いたものです。
建学の歌に続いて荒木朋洋九州キャンパス長が、「昨年度はコロナの影響で残念ながら入学式を開催することができませんでした。あらためまして皆さん、ご入学おめでとうございます」とあいさつ。伊勢原キャンパスにある医学部の協力を得て、専門家の意見を取り入れながらコロナ対策を講じてきたことや、教職員が努力しながらリモート授業を実施してきたことなどに触れ、「今年度は対面の授業を中心としつつ、大人数の授業はリモートで進めたいと考えています。それには皆さんのきちんとした感染対策が前提となります。学生生活ができるだけ充実したものになるように取り組んでいきますので、ご協力をお願いします。また近年、大学の使命としてクローズアップされているのが地域貢献です。地域と連携した活動にも積極的に参加して、社会人力を磨いてください」と語りかけました。
続いて荒木キャンパス長の紹介で、経営学部の木之内均学部長、基盤工学部の藤本邦昭学部長、農学部の岡本智伸学部長、大学院農学研究科の小野政輝研究科長、同生物科学研究科の星良和研究科長が登壇。学生たちへメッセージを送りました。また、先輩からのお祝いの言葉として、松村莉咲さん(経営学部経営学科4年次生)は、キャンパス間留学制度を使って湘南キャンパスで学んだ経験やラグビーワールドカップのボランティアを務めたことを振り返りながら、「まだまだチャンスはたくさんありますし、今からでも遅いことは一つもありません。昨年経験できなかった1年間はまだまだ取り返せるので、いろいろなことに挑戦して、有意義な学生生活を送ってください」と激励。和泉田刀麻さん(基盤工学部電気電子情報工学科4年次生)は「2年次生の授業はより専門的な内容になるので特に印象に残っています。チャレンジプロジェクトの『先端技術コミュニティACOT』ではプロジェクトリーダーを務め、社会的、人間的にも成長することができました」と課外活動参加の重要性を語りました。瀬尾優太さん(農学部バイオサイエンス学科4年次生)は九州学生会の代議委員会に所属して学生をはじめ、教職員や地域住民の方と協力してさまざまな活動に取り組んだことに触れ、「大学生だからこそできること、人とのつながりを大切にして楽しみましょう」とエールを送りました。
参加した学生たちは、「やっと大学生になったという自覚がわいてきました。部活動と両立しながら文武両道で取り組んでいきたい」「医療福祉工学科に在籍しているので、医療機器の取り扱いなどの実習が楽しみ。オンライン授業でわからなかった細かなことなどを先生や同級生と共有しながら、将来のことも考えていきたい」と目標を語っていました。