9月24日、14号館4階413教室にて、文学研究科英文学専攻2022年度修了生の学位授与式を執り行いました。
今回修了したのは英文学専攻博士課程前期(修士課程)に在籍していた大学院生ソマヤ?サラショーさんで、文学修士号(Master of Arts)が授与されました。ソマヤさんはアフガニスタン出身の留学生で、2020年9月に英文学専攻に入学し、2年間、英語教育について研究をしてきました。講義?演習はすべて英語で行われ、ソマヤさんの修士論文のタイトルは、‘A Study on Teaching Speaking through Digital Technology: Aiming at Japanese Highschool Students’でした。論文では、日本の中学?高校での英語スピーキング能力向上のためのデジタルテクノロジーについて貴重な研究結果が述べられています。コロナ禍、そして母国アフガニスタンが政情不安に陥るという状況の中で、異国の地で研究に専心して修士論文を書き上げた彼女の努力は敬服に価します。今後は、いずれ日本で英語教員になって、日本の中?高生たちのスピーキング力を伸ばしたいと本人は語っています。ソマヤさんのこれからの活躍を大いに期待しています。