病院ボランティアプロジェクトが入院中の子どもたちのために制作した絵本の贈呈式を、3月13日に本学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)で行いました。 2012年度に続いて2回目となった手づくり絵本の制作にあたっては、鶴田満里乃さん(教養学部2年次生)と桑原奏子さん(同)が中心となり、医学部付属 病院6B病棟(小児病棟)のスタッフをはじめ本学の医学部や健康科学部の教員らの協力?監修のもと昨年6月ごろから取り組んできました。完成した絵本は、 『できるもん!~マスクってたいせつなんだね~』『できるもん!~MRIくんとようせいさんとのであい~』『みんないっしょ!』の3種類。子どもたちが手 軽に読めるように、A5判の小型サイズ、カラー20ページ程度の内容にまとめてあります。
完成した絵本を手にした6B病棟の北村幸子師長は、「看護の現場が何を必要としているのかを具体的にリサーチしながら、今後も絵本づくりに取り組んでくだ さい。学生時代に限らず卒業して社会に出てからも、この経験を糧にして誰かのために思いやりの目を持ってボランティア活動に取り組んでもらえたらうれしい です」と学生たちを激励しました。鶴田さんと桑原さんは、「私たちが作った絵本が、少しでも入院中の子どもたちの心の支えになることを願っています」と話 しています。