公開講座「未来を拓く絵本」を開催しました

札幌キャンパスでは、7月19日に紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデンで、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户公開講座ヒューマンカフェ(道民カレッジ連携講座)「未来を拓く 絵本」を開催しました。ラオス人民民主共和国の子どもたちの教育環境向上に向けて、日本とラオスで活動を展開している特定非営利法人「ラオスのこども」代 表のチャンタソン?インタヴォン氏を講師に迎え、当日は、約40名が来場しました。

インタヴォン氏は、自身の経歴を披露しながら、同法人について紹介。「ラオスは1974年に社会主義国となり学校が増加しました。しかし、少数民族の数が 多く多言語国家であることなどから教育の機会や内容は全国で同一とは言えません。中には大きな山を越えて学校に通わなくてはならない子どももおり、途中で 通うことを辞めてしまう例もあります。教材も図書館も不足しているうえ、せっかく文字を覚えても、読むものがないので定着しないという状況もありました。 『ラオスのこども』の活動は、そういった子どもたちに絵本を贈りたいと活動を始めました」と話しました。「ラオスのこども」では、同国での絵本?児童書の 出版をはじめ、学校への図書の配布、学校図書室の設立および運営支援、教員の研修を通した読書習慣の普及、作家や画家、編集者など本の作り手の育成、子ど もが集い、遊び、学べる場である「子ども文化センター」の運営支援などさまざまな事業を展開していることなどを解説しました。

公開講座「未来を拓く絵本」を開催しました