大学間技術職員交流研修会を開きました

高輪キャンパスで8月28日に、第14回大学間技術職員交流研修会を開きました。国公立?私立大学の大学に勤務する技術員が集い、実践的研修と大学の枠を超えた交流を通じて人脈を広げるとともに教育支援体制の充実と自己研鑽を深めることを目的に2001年度から開催しています。本学は教育支援センター技術支援課が中心となって発足当初から企画運営に参画。今回は、首都圏内の7大学から約90名が参加しました。

開式にあたっては最初に山田清志学長があいさつ。「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户としても大学間の交流は大変意義深いものであると考えています。教員と職員が協働で発展に寄与することが今日の大学の傾向でもあります。18歳人口が減少する中、大学間の競争は激しくなっておりますが、その一方で互いに協力する道も重要になってきます。この研修が、お集まりの皆さまが互いのネットワークをつくる機会となることを期待しています」と語りました。

その後、情報通信学部通信ネットワーク工学科の高山佳久教授が、「宇宙光通信の最新動向と教育活動への反映」と題して講演。地球を周回する衛星や宇宙ステーションと地上局の即時通信を可能にする「宇宙光通信技術」の特徴や用いられている技術、最新の研究動向などを紹介しました。その上で、研究を教育活動につなげる際の考え方や課題を説明しました。

続いて行われた分科会では、情報通信学部の4学科で行っている実習授業を参加者が体験。「レゴカーを用いた組込みソフトの作成体験」(組込みソフトウェア工学科?落合昭教授)や「通信ネットワーク&セキュリティ基礎実験」(通信ネットワーク工学科?村山純一教授)といったプログラムに、参加者が教員の指導を受けながら取り組みました。

参加者からは、「分科会で授業の様子が実感できた。他大学の職員と交流や議論ができて有意義でした」、「他大学の研究や学内の雰囲気を理解できてよかった」、「普段の業務では経験できない情報通信技術の授業を受け、とても勉強になった。これからの業務に反映させていきたい」との感想が聞かれました。

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