高輪キャンパスで11月1日から3日まで、「第7回高輪建学祭」を開催しました。今年のテーマは「虹~繋ぐR@INBOW~」です。7回目となる高輪建学祭を7色の虹になぞらえ、本キャンパス全員の多彩なカラーでミラクルを起したいとの思いを込めたものです。今回は高輪警察署のご協力で本キャンパス前の高輪メリーロード商店街を学生たちと高輪地区の神輿同好会の方々が担ぐ神輿が巡行するなど、例年にまして活気あふれるものとなりました。
期間中は、本キャンパスにある情報通信学部の特色を生かし、仮想空間を楽しめる3Dアトラクションやスマートフォンを利用してのAR(拡張現実)体験、学生がプログラミングしたゲームに挑戦するコーナーなどが登場。大学院生が日ごろの学びの成果を発表するポスターセッションも実施しました。初開催となった本キャンパスの池で飼われているカメによる「カメレース」は3日間とも好評で、最終レースではTakanawa Jazz Ensembleによる飛び入りファンファーレもあり大いに盛り上がりました。3日に実施された高輪メリーロード商店街の神輿巡行では、学生と一緒に多くの近隣町会と高輪神輿同好会、近郊の神輿友好団体の皆さまなど総勢150名もの担ぎ手が参加し、大盛況でした。また、同日は「第4回高輪公開セミナー」も開催。宇宙航空研究開発機構第一宇宙技術部門衛星利用運用センターの宮崎景太氏を招き、「陸域観測技術衛生『だいち』(ALOS)での観測データから分かる災害監視と防災について」をテーマに話を伺いました。大規模災害への対応など喫緊の課題にかかわる内容とあって、多くの聴衆が熱心に聴講しました。
建学祭実行委員長の岡安諒さん(情報通信学部3年次生)は、「準備から無事に終えるまで多くの経験を積んだことは、今後の私の人生に大きな影響を与えることと思います。今年は計画段階で終わってしまった企画がいくつかありましたので、後輩たちがそれを実現してくれるようにバトンをつなぎます!」と話しています。