代々木キャンパスの学生食堂で1月21日から、株式会社永谷園とのコラボレーションメニュー「お茶づけランチ」が登場しています。このメニューは、若い世代への商品普及を図る永谷園からの協力依頼を受けて実現したもの。学食を運営する株式会社富士サービスが永谷園と連携してメニューを考案しました。
このメニューでは永谷園の「お茶づけ海苔」を使ったお茶づけのほか、副菜や小鉢などのセットを380円で提供しています。また、「食べるラー油」や「なめたけ」といった“ご飯のお供”になる商品を展開する企業(永谷園含む8社)が「お茶づけファミリー」と称して商品の提供に協力しており、3種類の日替り惣菜トッピングもついています。実際に注文した学生からは、「子どものころから慣れ親しんでいる味なので、学食でも食べられてうれしい。トッピングが3種類もあると飽きずに食べられます」「味の濃いおかずやボリューム満点の丼物を控えたいときもあるので、今後も定期的に注文すると思います」といった感想が聞かれました。永谷園業務用営業部販売課の戸上忠氏は、「大学の学食とコラボレーションメニューを開発したのは今回が初めてとなります。お茶づけの素の購買層は50代以上がメーンなので、これを機に学生の方々にも日常的に食べてもらいたい」と語っています。
また本企画は、米の消費量拡大につながる事業として農林水産省からの応援を受けています。同省政策統括官付穀物課の鷲巣正直氏は、「学生をはじめとする若い世代には、米離れや栄養バランスが偏った食事をとる傾向が多く見られます。今回の『お茶づけランチ』にはご飯がすすむ副菜が数種類ついてくるので、これを機にお気に入りの“ご飯の食べ方”を見つけてほしい」と話しています。
なお、以下の農林水産省のホームページでも「お茶づけランチ」が紹介されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。