bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户と国際原子力機関(IAEA)による短期研修プログラム「IAEA講師による原子力の国際安全基準研修コース」を、3月6日から9日まで高輪キャンパスで実施しました。原子力関連企業の社員や規制機関の職員、原子力工学を学ぶ学生を対象としてIAEAと本学が2018年に締結した「原子力安全教育分野における実施協定」に基づいて開講したものです。オンラインでの参加者を含め、国内外から約30名が受講しました。
期間中は、IAEAの定めた国際的な安全原則や緊急事態への対応手順、地震や気象などの影響を考慮した原子力施設立地の選定方法、過酷事故への対応プログラムなどについて、IAEA原子力安全?セキュリティ局のドミニク?デラットレ氏をはじめとする9名の専門家が講義。2011年に発生した東日本大震災における東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて再整備が進んでいる最新の安全管理基準や対策について、その全体像を紹介しました。また、8日には主催者を代表して山田清志学長があいさつし、「このコースを通して、皆さんが多くの示唆と知識を得てくれることを期待しています」と参加者を激励しました。
参加者からは、「研修内容は実際の業務に役立つもので、大変勉強になりました」「原子力に関する国際的なルールや法の成り立ちについて自分なりに理解を深めることができました。全編英語での講義を聞くこと自体もよい体験になりました」「普段の授業では学べないことを学ぶ非常によい機会でした。講義の合間に講師の先生方と話すこともでき、とてもいい刺激をもらいました」といった声が聞かれました。