代々木キャンパスでは9月25日に、2021年度春学期学位授与式を挙行しました。今学期には観光学部生5名が学位を取得。bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户感染症対策を徹底する中、出席した2名に学位記が手渡されました。
式典では、初めに山田清志学長の英語による式辞を上映。「創立者?松前重義先生は卒業生一人ひとりに握手をされたそうです。そこで、私なりに本日卒業される皆さま一人ひとりに少しでも直接向き合う手段として、英文の証書には直筆で署名しました。私の思いを感じていただければ幸いです。皆さんの希望に満ちた社会への門出を心からお祝いします」とのメッセージが寄せられました。
続いて、藤本祐司学部長が学位記を授与。式辞では、「新型コロナの影響でさまざまな制約がある中、学位を取得したことを誇りに思ってください。今後は、変化に対応できる柔軟性がさらに求められる時代になりますが、コロナ禍での体験はきっと将来、役に立つはずです」と語りかけました。また、経営学者ピーター?ドラッガーの言葉“対立なければ決定なし”を引用し、「他人の意見に耳を傾けたうえで、多角的な視点から正しい事実を見極め、しっかりと自分の考えを持つことも重要です。違った意見がイノベーションを生み、多様性のある社会をつくります。多様性を認め合うだけでなく、多様性ある社会を築く努力をしてほしい」とエールを送りました。
台湾からの留学生である林耕平さんは、「学業や将来に迷っていた自分が再び勉学に集中できるようになったのは、“今、自分がやるべきことは何かを考えて”と説いてくださった横山玲子先生のおかげです。東海大では、観光を地域再生の視点からとらえる重要性に気付くことができました。今後はその学びを生かすとともに、さまざまな世界を見て、体験して視野を広げ、人々のために役立つ道を探していきたい」と意欲を見せていました。長谷川愛瑠さんは、「4年間で最も力を注いだのは卒業論文です。コロナ禍で運動の重要性があらためて見直されたこともあり、アルバイトをしていたフィットネスクラブがどのように地域の人々の健康づくりをサポートできるかを考察しました。根気よく指導してくださった遠藤晃弘先生に感謝しています。卒業後もスポーツを通じた社会貢献について考え、実践していきます」と力強く話していました。