熊本キャンパスで、11月1日から3日まで第48回?49回九州キャンパス建学祭「欅祭」を開催しました。欅祭実行委員会では、新型コロナ禍で中止を余儀なくされた昨年度も含めた欅祭にしたいと考え、第48回?49回とし、テーマを「【revival】~再燃~」と決めました。参加者を学生と教職員のみに限定しながらも、対面とオンラインを併用してさまざまなイベントを実施しました。
1、2日目は学生を対象にしたビンゴ大会を開催し、座席数を限定するなど感染防止対策を整えた会場は満席となる盛況ぶりでした。また、各学科の学びや熊本キャンパスを拠点に活動するスチューデントアチーブメントセンター?チャレンジプロジェクトの活動を紹介する展示ブースを巡る「スタンプラリーを集めて学食カレーをget!」も実施しました。3日目には、阿蘇実習フィールドで収穫?加工した野菜やベーコンの販売?無料配布も開催。実行員会のメンバーが10月から何度も阿蘇実習フィールドに足を運んで収穫をしてきた食材を受け取った学生や教職員は、「毎回とても楽しみにしていたので、復活してくれてうれしい」「家に帰って食べるのが楽しみ」と笑顔を見せていました。農産ブースを担当した古家怜賀さん(農学部3年次生)は、「野菜や加工食品の販売?配布は欅祭の名物。昨年度は実施できずとても残念でしたが、この伝統を後輩たちに引き継ごうと学部?学年の垣根をこえて一体となりながら準備を進めてきました。1、2年次生も雰囲気を感じるとともにやりがいも感じてくれたと思うので、ぜひ来年度以降は地域の方々にも食材が届けられるようにしたい」と充実した表情を見せていました。
同日には人気アーティストの「まるりとりゅうが」によるオンラインライブの配信なども実施しました。市川裕也実行委員長(経営学部3年次生)は、「コロナ禍でキャンパスライフを楽しめていなかった後輩たちにも、本来の大学の雰囲気が伝わったと思います。実行委員会のメンバーはもちろん、九州学生会や教職員の皆さんの協力もあり、制限がある中でも最高の3日間になりました。来年度は記念すべき50回の節目を迎えるので、後輩たちにはさらに楽しめる欅祭にしてほしい」と話していました。