グローバルシチズンカレッジ所属学部(国際学部(教養学部国際学科)、政治経済学部、経営学部、観光学部、情報通信学部)の学生らが11月13日から22日にかけて、湘南キャンパスの松前記念館喫茶室で「マリオンクレープbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户店」を企画運営しました。本学のグローバルシチズンカレッジと株式会社マリオンとのトライアル企画として行われたもので、マリオンクレープに勤務する経営学科の卒業生が、八木英一郎教授(経営学部)に企画を提案したことで実施に至りました。
6月から参加学生を募り、八木教授と国際学部の貴家勝宏教授、和田龍太准教授の研究室に所属する学生のほか、児童教育学部、観光学部、情報通信学部を含む約30名が参加。学生たちはメニュー開発や店舗内装など6つの部署を設け、8月からはマリオンクレープの担当者とミーティングを重ねてきました。本学オリジナルメニューの考案と試作会を繰り返し、提案した約15案の中から「カリッ!お芋クレープ」「もりもりフルーツヨーグルトクレープ」「筋にくレープ」の3案が採用されました。また、3名の学生が「原宿竹下通り店」と「ジ アウトレット湘南平塚店」で約2カ月間にわたって研修を積んだほか、10月のグローカルフェスタや11月の建学祭でのチラシの配布や、SNSでメニューを紹介するなど準備を重ねてきました。期間中は、オリジナルメニューとマリオンクレープの定番メニューを含む21種類を販売。学生や教職員、地域住民ら約2500名が訪れました。クレープを食べた学生からは、「甘すぎなくておいしいです」「休み時間の合間に来ました。勉強で疲れたときの栄養補給にぴったり」といった声が聞かれました。
学生たちのまとめ役を担った五十嵐喬香さんと牧野莉子さん(教養学部3年次生)は、「学生のうちに店舗運営に携わることのできるいい機会になると思って参加しました。初めはどのくらいの数のお客さんが来てくれるかわからず不安でしたが、次第にリピーターも増え、キャンパス北側にある喫茶室の立地的に足を運びやすい文系学生だけでなく、南側の校舎を使うことの多い理系、体育系の学生も来てくれました。“おいしかった”と声をかけてもらい、本当にうれしかったです」と笑顔を見せました。
マリオンクレープのフランチャイズ店舗を運営する株式会社ユニッツで、ゼネラルマネージャーを務める吉川弘隆氏は、「マリオンクレープではこれまで2大学とコラボレーション企画を実施しており、今回は第3弾としてbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户に企画を提案しました。実際に店舗にいると、初回に一人で来たお客さんが、別の日に友人を連れてくる姿も見られるなど、学生間の距離が近い大学だと感じました」と話していました。
また、クレープの販売に合わせてユニークプロジェクト「Ubumwe coffee Project」のメンバーも、ブルンジ共和国からダイレクトトレードで輸入したコーヒーを販売しました。プロジェクトサブリーダーの勝琉馬さん(国際学部2年次生)は、「この機会にブルンジの現状やフェアトレードについて、一人でも多くの方に知ってもらえたら」と期待を込めました。