体育学部スポーツ?レジャーマネジメント学科の伊藤栄治教授と押見大地准教授が、11月15、16日につくば市内で開かれた一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)主催の「大学スポーツ管理者セミナー2023」に参加。2日目に行われたトークセッションに登壇し、「ホームゲームと大学スポーツムーブメント」について語りました。同セミナーは、UNIVAS加盟大学のスポーツに関わる教職員を対象に開かれ、それぞれの活動を共有しながら、大学スポーツ業界の発展や若手人材育成について議論することを目的として、年に3~4回実施されています。
初日の15日には筑波大学がスポーツ庁からの委託を受けて実施したシンポジウム「大学スポーツの価値」が開かれ、筑波大とハワイ大学の関係者がディスカッションを展開。両大学によるバレーボールの交流試合も行われ、参加者が熱心に視察しました。翌16日のトークディスカッションには、伊藤教授や押見准教授のほか、筑波大体育スポーツ局スポーツ統括長の山田晋三氏や鹿屋体育大学助教の棟田雅也氏が登壇。伊藤教授と押見准教授は、スポーツ?レジャーマネジメント学科の学生が中心となって湘南キャンパスで開催しているバスケットボール部や女子ハンドボール部のホームゲームについて講演し、運営方法や準備の仕方、誘客?広報に関する取り組みなどを紹介しました。
各大学の取り組みについて活発な議論が行われ、伊藤教授は、「これまで、教職員や協賛企業のサポートをいただきつつ、学生が主体となって行ってきたホームゲームの取り組みが高く評価されていることを大変うれしく思っています。今後もさらなる取り組みを展開し、大学のブランド力向上に寄与できればと思いますし、こうした動きがほかの大学にも波及することで、大学スポーツ全体の振興に繋がればと思っています」と話しています。