札幌キャンパス硬式野球部の川野隼選手が野球とスケルトンの二刀流で五輪メダル獲得を目指しています

札幌キャンパス硬式野球部の川野隼選手(国際文化学部国際コミュニケーション学科4年次生)が鉄製のソリにうつ伏せで乗り氷上を滑走する「スケルトン」競技に挑戦しています

川野選手は2年前に参加した日本スポーツ振興センターの選手発掘イベントでの体力測定の結果から、スケルトンの適性を見込まれました。「将来の可能性を広げたい」と、3年時の5月から硬式野球部の活動と並行して本格的に競技を開始。同年11月の日本ボブスレー?リュージュ?スケルトン連盟によるオーストリア合宿で初めて氷上を滑走し、最大時速130?を超えるスピードに魅力を感じ、競技にのめり込みました。昨年8月には、長野市で行われた全日本プッシュ選手権大会で競技歴2年目ながら持ち前の走力を生かし、トップと僅差の準優勝。昨年12月から1月にかけてもオーストリア合宿に参加し、「フィジカルが強化でき、スタート時の安定感が増した。コース全体の形を考えながら余裕を持って滑走できるようになった」と手応えを感じています。

川野選手は「野球と両立する自分の姿を通して、スケルトンの認知が少しでも高まればうれしい。五輪でメダルを獲得できる選手になりたいです」と今後の抱負を語っています。