静岡キャンパスで2024年度春学期入学式を挙行しました

静岡キャンパスでは4月5日に静岡市清水文化会館(マリナート)で、「2024年度春学期入学式」を挙行しました。今学期は、大学院総合理工学研究科5名、海洋学研究科27名、海洋学部350名、人文学部140名、乗船実習課程12名の計534名が入学しました。

式では梶井龍太郎学長代理が新入生の入学許可を宣言。続く式辞では、本学の創立からの歴史や教育方針を説明しながら、「静岡市清水区は本学創立の源であり、創立者?松前重義博士は、環境豊かなこの地で将来の世界を背負って立つ若者を育てるべく、本学の母体となる航空科学専門学校を設立しました」と紹介。海洋学部と人文学部の沿革にも触れ、「本学は、人類が長い歴史の中で繰り返してきた対立や戦いを克服し、世界の国々と文化や学術、スポーツ、留学生の交流などさまざまな分野を通じて努力を重ねてきました。しかし、世界は今、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエル?パレスチナの問題、気候変動問題など、私たちが予想もしていなかった時代に直面しています。大学に入学した皆さんの中にも、不安や戸惑い持っている人がいるはずですが、皆さんの成長への支援や指導には教員、職員が一体となってきめ細かく対応する準備ができています。安心して楽しく健康な大学生活を送り、それぞれの目標を達成することを祈っています」と話しました。

祝辞ではbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户静岡県後援会の三浦暢子会長が、「これからの日々を楽しく充実したものにするかどうかを決めるのは、皆さん自身です。何か一つでもいいので、夢中になれるものを見つけてください。そして、失敗を恐れずチャレンジしてください。きっとキラキラとした日々を送ることができるでしょう。私たちも、皆さんの学生生活を全力で応援しています」とエールを送りました。最後に内田晴久静岡キャンパス長が歓迎の言葉を述べ、「現代社会で必要とされるスキルは、単に机に向かったり、先生の話を聞いたりするだけでは培えません。ぜひ自身の足でさまざまな場所に足を運び、多くの経験を積んでください。友人や教職員とともに素晴らしい学生生活を送り、今よりも何倍、何十倍にも成長して卒業してくれることを期待しています」と呼びかけました。

新入生たちは、「初めての一人暮らしなので、規則正しいキャンパスライフを送れるか不安も抱えて式典に出席しましたが、同級生に囲まれて大学生になる実感も沸き、新生活に向けてワクワクした気持ちです」「勉強はもちろん、部活動やサークルでたくさんの友人をつくって実りある4年間にしたい」「海洋学部航海工学科航海学専攻を卒業して乗船実習課程に進みました。安全で安心な航海に向けたスキルをしっかりと培いたい」と目を輝かせていました。