静岡キャンパスに海洋学部の研究成果や学生の課外活動を紹介する展示室を新設しました

静岡キャンパスの2号館と3号館を結ぶ通路に、海洋学部の研究成果や学生の課外活動を紹介する展示室を新設しました。6月10日に、教職員や学生が参加してオープニングセレモニーを開催。内田晴久静岡キャンパス長が設置の目的や期待を語ったほか、展示室に置かれた水槽を管理する学生たちがデジタルサイネージの除幕式を行い、完成を祝いました。

展示室では、入口正面に2つのショーケースを置き、「海洋学部の研究室」をテーマに海洋生物の標本や剥製、研究道具などを展示。その他にも、キャンパスの目前に広がる駿河湾の海底地形模型や学園の海洋調査研修船「望星丸」の模型などを展示すると共に、写真パネルで海洋実習や教育イベントの様子を紹介しています。部屋の中央には3つの大型水槽を設置し、静岡キャンパスで活動する学生団体「水族応用生態研究会」「水棲環境研究会」「陸水生態研究会」がそれぞれにテーマを設定して生物を飼育。水族応用生態研究会は、駿河湾で採集したサクラダイやオオスジイシモチなどの魚類を、水棲環境研究会と陸水生態研究会は淡水の水槽でボウズハゼやテナガエビ、ウナギなどを展示しており、今後も活動を通じて採取した生物を加えていく予定です。

内田キャンパス長は、「駿河湾をテーマにした新たな施設が完成し、学生たちや先生方の活動がより分かりやすく伝えられるようになりました。キャンパスの活気を発信して、学生たちとともに盛り上げていきたい」と語り、海洋学部の齋藤寛学部長は、「展示室には、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户海洋科学博物館で展示していた資料や模型の一部も移設しています。オープンキャンパスでも活用して学外の方々にも本学部の魅力を伝えていきたい」と話しています。また、水槽の管理に取り組む学生たちは、「学生の行き来がとても多いエリアに展示室を設置してもらえたので、たくさんの人に日ごろの活動を紹介できてうれしい」「3団体がそれぞれの個性を出して、より見応えのある施設にしていきたい」と目を輝かせていました。

なお、展示室の名称は海洋学部生を対象に「在学生?保護者向けポータル(TIPS)」を通じて公募しており、教職員による審査を経て正式決定する予定です。