代々木キャンパスで2月23日、本学と専修大学、神奈川大学の3年次生を対象とした「グループディスカッション合同講座」を初めて開催しました。この講座 は3大学が主催し、株式会社ダイヤモンド?ヒューマンリソース(ダイヤモンドHR)が運営に携わったもので、実際の就職活動と同様に他大学の学生とグルー プディスカッションを行うことで、本番でも十分に力を発揮してもらおうと実施しました。当日は講座を2回開き、ダイヤモンドHRのスタッフ3名、横浜信用 金庫の職員2名を講師に招いて、代々木、高輪、湘南キャンパスの学生約60名、全体で180名ほどの学生が参加しました。
講座の前半は、グループディスカッションをするAグループと、それを評価するBグループに分かれて実施。Aグループは、「北極大陸で冷蔵庫を売るために は?」といったテーマについて25分間話し合い、その結果を代表学生が45秒で報告。Bグループは、Aグループの学生全員が話し合いに参加できているか、 役割分担ができているかなどを、用意された評価シートに記入しました。後半はAとBのグループを入れ替え、新たなテーマについてグループディスカッション を行いました。
終了後、ダイヤモンドHRのスタッフが「グループディスカッションでは、前にひたすらでればいいというわけではありません。さまざまな特色を持つ人がいる 中で、自らの役割がどこにあるかを考え、要所で発言することが大切です」と話しました。また、横浜信用金庫の職員が、「社会では客観的に物事を見る力が求 められます。今日はほかの学生さんの話し合いや発表を、皆さん一人ひとりが評価しました。そこで得た経験をもとに、人から自分がどう見えているか、常に考 える習慣をつけてください」とアドバイスしました。
参加した学生からは、「ほかの学生に遠慮するあまり、話し合いがスムーズにできませんでした。企業のグループディスカッションに参加する前に、弱点を知る ことができて本当によかったです。この反省を生かし、本番では意見をはっきりと伝えられるようにしたい」といった声が聞かれました。