メディア業界への就職を志望する学生たちが昨年12月、「かながわ女性の活躍応援サポーター」に登録されている企業?団体を訪問取材しました。神奈川県では、女性の活躍を支援している企業?団体を冊子やWEBを通じて紹介しています。この取り組みを若い世代へ周知することを目的に県から依頼を受け、かなテラス(神奈川県立かながわ男女共同参画センター)と株式会社タウンニュース社の協力を得てキャリア就職センターのキャリア教育プログラムの一環として学生記者による取材を実施。2、3年次生6名が参加し、取材と記事の制作を担当しました。
本多央佳さん(文化社会学部広報メディア学科2年次生)と田川黎さん(同3年次生)のチームは、横浜YMCAを訪問し、女性職員が産休?育休から職場復帰しやすいようサポートする「子育て支援タスクチーム」の概要を取材。創設の経緯や運用する上での課題、今後の展望をインタビューしました。本多さんは、「取材を通じて、ニュースや新聞では伝わらない細かな取り組みも知ることができ、とても勉強になりました。取材は難しさもありましたが、この経験を学内外で生かしていきたい」と話します。一方、其田由佳梨さん(同2年次生)、黒尾みさきさん(同)、関口大輝さん(同)、能美昂太郎さん(同)は、茅ヶ崎市の株式会社オーテックジャパンを取材しました。男性85%、女性15%と男性社員が多い会社であるものの、搾乳スぺースを設けた女性専用の更衣室や「スーパーフレックスタイム制度」など、子育てしている女性社員を対象とした支援制度の充実ぶりを取材。関口さんは、「これから自分が社会人になることを考えると、支援の充実度や男性社員も制度を利用できる点などがとても魅力的でした。取材した内容が伝わるように文章を書くのは難しかったけれど、自分が書く記事が読者の方のためになればうれしい」と語りました。
各チームが作成した記事は、以下をご覧ください。