キャンパスライフセンター(CLC)では6月から9月にかけて、湘南キャンパスで「広報講習会」を開催しました。チャレンジプロジェクトの広報リーダーをはじめとするプロジェクトメンバーを対象に、SNSやインターネットを活用した広報活動に役立ててもらおうと企画したものです。文化社会学部広報メディア学科の水島久光教授と野口将輝准教授が講師を担当。湘南キャンパスを拠点にオンラインも併用し、品川、静岡、熊本、阿蘇くまもと臨空、札幌の各キャンパスをつないで実施し、約40名の学生が参加しました。
6月18日と7月2日の講座では、水島教授が「SNS動画でプロジェクトを広報しよう」をテーマに講義しました。広報の役割やSNSのメディア特性を解説した後、水島教授独自の広報概念「IBR」を紹介し、「動画のターゲットとなる消費者の隠れた心理“Insite”、プロジェクトが消費者に与えられる利益“benefit”、その理由“reason why”を整理してプロジェクトの価値を考え、動画を作ってみましょう」と話しました。学生たちは、活動の魅力やプロジェクトに参加した理由などを振り返り、キャッチコピーや動画の構成を考案しました。
9月18日にはフィードバック会を行い、各プロジェクトが制作した1分程度の動画を参加者が互いに鑑賞。水島教授と野口准教授が講評し、学生たちにアドバイスも送りました。参加者は、「初めて動画を編集しましたが、伝えたい情報を短い尺に収めるのに苦戦しました」「動画が自分たちの活動に興味をもってもらうきっかけになれば」と話していました。
なお、各プロジェクトの動画は11月3日のオープンキャンパスやホームカミングデーで上映する予定です。