Beijo Me Ligaが8月18日から9月21日にかけて、神奈川県内唯一の日系ブラジル人学校「エスコラ?アクアレラ?ブラジル(以下アクアレラ)」の未就学児から中学生までの25名を対象に「エスコラ?アクアレラ?ブラジル?サマーキャンプ」を開催しました。
同プロジェクトはアクアレラで日本語学習などの支援活動を定期的に行っており、その活動の一環として夏季休暇期間に日本の環境や文化について学べる体験教室を開きました。
活 動の1ヶ月間では、”日本の文化に触れる”ことをテーマに様々な企画を実施。日本語や色の種類を覚えてもらうために絵本の読み聞かせや絵画教室を行ったほ か、小学校の社会科見学で訪れるゴミ処理工場「厚木市資源化センター」へ見学に出かけたり、晴れた日には近くの山にハイキングに行って虫や川にいる魚を探 したりしました。また、アクアレラ内の畑で育てていたトマトやきゅうりを収穫した後、メンバーが手作りした竹の台を使用し、流しそうめんの体験を通じて箸 の使い方の練習もしました。
参加した子どもたちは、初めて見るもの?触れるものに興味を持ち楽しそうな様子でした。また、プロジェクトメンバーが積極的に日本語で話しかけ続けた結果、日が経つにつれて徐々に日本語で名前を呼び合い、メンバーに声をかけるなど子どもたちに変化も見えました。
参加した保護者からも「普段働いている父親もイベントに参加して子どもたちと過ごすことができ、学生たちとの交流を楽しんでくれました」と喜びの声をいただきました。
プ ロジェクトメンバーの坂本恵さん(政治経済学部経営学科1年次)は「自分が担当した企画で子どもたちが楽しんでいる姿をみて、喜びを感じました。以前は企 画後の振り返りが不十分でしたが、今回は訪問した後ノートに活動の報告を記載しメンバー同士の情報の共有化を図りました」と語りました。