Tokai Formula Clubが5月18日、静岡県袋井市の小笠山総合運動公園エコパ東第3駐車場にて開催されたエコパ走行技術トレーニングに参加しました。
今 年度の車両はコックピットからエンジン搭載部まで全てをカーボン素材とした”フルカーボンモノコック”となっており、エンジンは昨年度の”4気筒エンジ ン”から大きく変わり”V型2気筒エンジン”を採用。それを縦置のコンパクトなレイアウトに仕上げることで、加速性?コーナリング性能のアップした車両と なりました。
エコパ走行会は昨年度の日本大会を再現したコースになっており、本番の大会にきわめて近い環境であるため、例年多くの大学が参加しています。同プロジェクトも毎年参加しており、昨年度のエンデュランスコース(周回コース)22周を完走しました。
新 車両の走行を見学していた他大学の学生らからは「どのようにしてフルモノコックで車両製作できるのか教えていただきたい」との声を頂き、また、試走会運営 関係者の方からは「一段と速く走行できるよう技術を磨いてほしい」など励ましのコメントや、車両に関するアドバイスを頂きました。
プロジェクトメンバーの岡戸崇矩さん(工学部動力機械工学科3年次生)は「今回、目標としていた周回数をこなすことができず、改善点が多く発見できました。今後は車両のアップデートを行い、次の走行会ではより良い成果が得られるように頑張りたいと思います」と語りました。