サ イエンスコミュニケーターと環境キャラバン隊が5月3日、株式会社ベネッセコーポレーション東京本部(東京都多摩区)で開催された「エコロプロジェクト ×4大学共同イベント」に参加しました。このイベントは同社が、環境教育についてより多くの人々に考えてもらおうと、同区にある多摩センター駅周辺で行わ れた「ガーデンシティ多摩センターこどもまつり2014」に合わせて実施したものです。本学のほか、お茶の水女子大学、帝京科学大学、法政大学がブースを 出展しました。
今回は「エコについて伝える」をテーマに、ロボットアームやブルブル自動車(プラスチック板に歯ブラシのヘッドを装着して モーターの振動で進ませるもの)でのタイムアタック方式のレースなど、玩具工作や簡単な実験を行いました。複数の実験を用意していたこともあり、当日は約 300名の方が来場。参加した児童からは「お兄さん、お姉さんの話がわかりやすくてここ(本学のブース)が一番おもしろい」といった声も聞かれました。保 護者の方々からは「私自身も幼少期に理科が大好きだったので、工作を子どもにも体験させてあげられてうれしいです」といった意見をいただきました。
サ イエンスコミュニケーターの広報リーダー?海老沼真結さん(理学部物理学科3年次生)は、「今回は普段行っている実験形式ではなく、電力を生産する苦労や モーターの仕組みなどを理解していただくため、ロボットや玩具に触れてもらうことに重点を置きました。来場者のアンケートでは高評価をいただき、エコにつ いて知ってもらうという目的を達成できたと思います」と語りました。