Beijo Me Ligaが日伯学園との交流会を実施しました

Beijo Me Ligaが6月27日、28日に在日ブラジル人学校「日伯学園」(群馬県大泉町)にて交流会を実施しました。本プロジェクトは、”在日外国人が暮らしやすい環境づくり”をテーマに、異文化交流を行っています。日伯学園へは初めての訪問になり、23名のプロジェクトメンバーが参加しました。

初日は、在日ブラジル人が多く在住する西小泉駅(同:群馬県大泉町)周辺を散策。街の中にはポルトガル語の看板が溢れ、ブラジル料理の店舗が立ち並ぶなど、日本にいながらブラジルの文化に触れることができました。

2日目は、日伯学園を訪問。ブラジルのお祭り『Festa Junina(フェスタジュニーナ)』が開催されました。これは、南半球のブラジルにおいて冬の始まりを告げる収穫祭で、キリスト教の祝日が多い6月に行われます。メンバーは、男性はチェックの上着にジーンズや付け髭、女性はワンピースにそばかすのメイクなど、ブラジルの農家に仮装。伝統の踊り『Forro(フォフォー)』を生徒達と一緒に舞いました。ほかにも、日伯学園の生徒約70名によるソーラン節が披露され、日本とブラジルの文化をお互いが楽しめる機会となりました。

プロジェクトメンバーの北村理香さん(文学部歴史学科日本史専攻4年次生)は「彼らは日本に住んでいながら、日本語を使うのはコンビニなどで買い物をする際くらいでしか使わない現実があります。そこには、日常的に日本人と交流する機会が少ないことが原因として挙げられ、そのまま大人になる時に苦労することも多いそうです。今回のような交流の場をさらに広げていき、問題解決に努めていきたいです。」と語りました。

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