サイエンスコミュニケーターが「世界一行きたい科学広場in湘南2016 summer」を開催しました

bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户チャレンジセンター?サイエンスコミュニケーターが8月28日に湘南キャンパスで、「世界一行きたい科学広場in湘南2016 summer」を開催しました。本企画は、”身近なものを使って子どもたちに科学の魅力を体験してもらう”ことを目的に、地域の幼児や小中学生、高校生とその保護者を対象に、全国に広がる学校法人bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の教育研究機関が各地で開いています。本キャンパスでの開催は今回で3回目の開催となり、はじめてサイエンスコニュニケーターが中心になって企画?運営を担当しました。当日は、30名のプロジェクトメンバーがさまざまな科学実験ショーや体験プログラムを行い、子どもや保護者ら530名が来場しました。

14号館では、本プロジェクトのほか、ライトパワープロジェクト、ユニークプロジェクトのTokai Dream Space Team、ポリヘドロン工作隊、工学部の研究室、情報教育センターなどが出展。真空実験や燃料電池の作成、プログラミング体験、多面体作りといった多彩な企画で来場者を迎えました。各ブースでは学生や教員が実験の目的や方法についてユーモアを交えながらわかりやすく説明し、子どもたちは目を輝かせてプログラムに取り組んでいました。

また2号館では、プロジェクトアドバイザーも務める本学教育開発研究センターの滝川洋二教授(NPO法人ガリレオ工房理事?NPO法人理科カリキュラムを考える会理事長)が、「実におもしろい実験ショー」を実施。来場者は滝川教授の指導や学生のサポートを受けながら、磁力を利用した『ガウス加速器』の作成や、小惑星探査機「はやぶさ2」にも利用された『スイングバイ』などの実験に挑戦し、成功するたびに拍手や歓声を上げていました。滝川教授は最後に、「面白かったと思った人は家でもう一度実験してみてください。わからないことがあったら図書館で調べて新しい知識を身につけることが大切。科学は皆さんを、知らなかった世界へ連れて行ってくれます」と語りました。

「すべてのブースを回った」という小学生は、「どの実験もおもしろかった。また参加したい」と笑顔。保護者からは、「学生さんが子どもの興味を引くように説明してくれたので、子どもたちは夢中になって実験に参加していました」「親子で楽しみながら学べるイベントで、とても充実した時間を過ごすことができました。ぜひ今後も実施してほしい」などの感想が聞かれました。

プロジェクトリーダーの中山梓さん(工学部応用化学科3年次生)は、「これまではこのイベントに一出展者として参加してきましたが、今回は主催者。広報宣伝や熱中症対策など準備は大変でしたが、メンバーの協力により、無事に開催できました。多くの方に来場していただき、とてもうれしい。この経験を今後のイベント開催などに生かしたいと思います」と話していました。

なお、出展した団体とプログラムは以下のとおりです。

【プログラム1】

1 実におもしろい実験ショー(教育開発研究センター:滝川洋二教授)

2 多面体をつくろう!(チャレンジセンター?ポリヘドロン工作隊)

3 世界最高峰のソーラーカー(チャレンジセンター?ライトパワープロジェクト)

4 ゼロからはじめるプログラミング(情報教育センター)

5 Let’sしゅぽしゅぽ!真空実験(チャレンジセンター?サイエンスコミュニケーター)

6 スライムを作ろう!(チャレンジセンター?サイエンスコミュニケーター)

7 身近にある不思議探検~えっ放射線?~(工学部原子力工学科)

8 燃料電池の作成体験(工学部電気電子工学科)

【プログラム2】

9 じょぼじょぼ~教訓茶碗~(現代教養センター:岡田工教授)

10 ディスプレイの原理を探る(工学部光?画像工学科:渋谷研究室)

11 ヒカリのふしぎとピカピカ光通信(チャレンジセンター?サイエンスコミュニケーター)

12 目には見えない不思議な力!(チャレンジセンター?Science Supporting Experiment)

13 わくわく!宇宙探検!(チャレンジセンター?Tokai Dream Space Team)

14 数学マジック!(文学部ヨーロッパ文明学科:平野葉一教授)

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