bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户チャレンジセンターの?3.11生活復興支援プロジェクトが8月8日と23日に、これまでプロジェクトに参加してきた卒業生に体験談を聞く「オンラインOB?OG座談会」を開催しました。本プロジェクトは、東日本大震災発生直後の2011年3月31日に発足。岩手県大船渡市三陸町越喜来泊地区と宮城県石巻市北上町十三浜相川?小指地区に応急仮設公民館「どんぐりハウス」を建設し、深刻な被害を受けた地域の生活再建と住民へのサポートをさまざまな形で展開してきました。また、夏休みには毎年、地元の小学生を対象にした電子工作教室や、地域住民の方々と一緒に楽しむ夏祭りやバーベキュー大会を開催するなど交流を深めてきました。今年度は、新型コロナウィルス感染症の影響を受け、現地へ出向くことができず地元住民の皆さんとはオンライン交流にとどまっています。
今回の座談会は、プロジェクト9年の歴史でさまざまな活動を展開してきた卒業生と現役学生メンバーをオンラインでつなぎ在学当時の体験談を聞くことで、今後の活動に生かすとともに、来年の発行を計画しているプロジェクト活動10年の記録や地域の復興の歩みをまとめた『10年史』の作成に役立てることを目的としています。8日の座談会にはプロジェクト立ち上げに中心となって取り組み、2011年度に初代プロジェクトリーダーを務めた下田奈祐さん(大学院工学研究科13年度修了)、12年度の佐藤由紀さん(大学院理学研究科16年度修了)、15年度の高橋直也さん(政治学部政治経済学科17年度卒)のプロジェクトリーダー経験者が出席。現役プロジェクトリーダーの今井響さん(理学部情報数理学科2年次生)らの質問に沿って、「どんぐりハウス」をはじめ、集会所や図書室などを建設した際の苦労や、震災の記憶を風化させまいと企画したこれまでのイベントでのエピソードなどを披露しました。
23日は17年度の杉山愛さん(政治経済学部経営学科19年度卒)をはじめ、18年度の須藤和基さん(工学部建築学科4年次生)、19年度の越光蓮さん(同3年次生)、今井さんら近年の歴代プロジェクトリーダーが参加。國田奈津海さん(法学部法律学科3年次生)の司会進行で、「リーダーとして成し遂げられたことと、できなかったこと」や「持続可能な開発のための復興支援のあり方」「学生団体の利点」などのテーマに沿って忌憚なく意見を交わしました。
今井さんは、「座談会を通じて、現役メンバーはプロジェクトの大きな節目である10周年に向けてこれまで先輩方が積み上げてきたものを背負っているとあらためて感じる機会になりました。『持続可能な開発のための復興支援』というテーマを成し遂げるためにも、今後さらに活動成果を積み上げられるよう頑張りたい。また、今回の座談会の内容は『10年史』に収録するので、しっかり完成させて多くの人に読んでもらえたら」と話しています。