サイエンスコミュニケーターがららぽーと湘南平塚で「光るスライム工作教室」を実施しました

スチューデントアチーブメントセンターのチャレンジプロジェクト「サイエンスコミュニケーター」が8月27、28日に、ららぽーと湘南平塚内のイベントスペース「SHONAN TREE HOUSE」で「光るスライム工作教室」を実施しました。期間中は1日4回実施し、各回10組の親子が参加しました。

各回ともはじめに、プロジェクトメンバーが「スライムができる原理」を分かりやすく説明するとともに、蓄光の仕組みや蓄光が使われている身近なものを紹介しました。その後、各テーブルに学生がついてサポートしながら、子どもたちは水で薄めた洗濯のりとホウ砂、蛍光塗料を混ぜて「光るスライム」を作成。スライムはビニール袋に入れてお持ち帰りいただきました。参加した小学生からは、「いろんなものを混ぜたらスライムができて面白かった」といった感想が聞かれ、保護者からは「学生さんが子どもと同じ目線の高さに合わせて話してくれて、とても親切でした」といった声が寄せられました。

今回が初の大型イベント参加となったメンバーの伊東陽太さん(理学部情報数理学科1年次生)は、「コロナ禍になり、子どもたちと面と向かって交流できたのは今回が初めてとなりました。スライム工作で喜んでもらえるのか不安もありましたが、想像していたよりも子どもたちのリアクションが大きく、サポートする側もとても楽しかったです。すぐ原理を理解している子やあまり関心がない子もいたりするので、科学の面白さを分かりやすく伝えられるように、1人ひとり違ったアプローチでかかわるようにしていました。科学に関心を持ってもらうだけでなく、サイエンスコミュニケーターの活動を知っていただく機会にもなったと思います」と話していました。