チャレンジプロジェクト「リーダー研修会」を開催しました

スチューデントアチーブメントセンター(SAC)では2月24、25日に、湘南校舎でチャレンジプロジェクト「リーダー研修会」を開催しました。本研修会は、全国のキャンパスで活動するチャレンジプロジェクトの幹部メンバーが一堂に会し、統率力やリーダーシップについて学びを深め、それぞれの目標達成に必要な素養や知識を身につけてもらおうと開催しているものです。

3年ぶりに対面形式となった今回は、今年度のプロジェクトリーダーを務めた学生や来年度の幹部メンバーら約70名が参加しました。24日には「チャレンジプロジェクト最終報告会」に参加し、それぞれの成果や課題を共有。翌25日の午前中は22年度リーダーと23年度幹部メンバーが分かれて研修会を開きました。今年度のリーダーを務めた学生向けの研修では、高梨宏子講師(SAC)指導で4、5人のグループごとに1年間の活動で学んだ「メンバー間でのコミュニケーションの方法」や「リーダーシップを発揮するために必要なこと」について議論。それらを後輩へのアドバイスとして、模造紙にまとめました。一方、23年度の幹部メンバーを対象にした研修では、まずSACの松本隆ゼネラルマネージャーが本学のスケールメリットに触れながら、人脈づくりの重要性や個々のプロジェクトに対する期待を語りました。その後、黒崎岳大准教授(同)のアドバイスを受けながら、グループディスカッションで「理想のリーダーとは」をテーマに意見を交換しました。 午後は、すべての学生が集まって午前中の成果をグループごとに発表。高輪校舎で活動する「Takanawa共育プロジェクト」の湯浅龍馬さん(情報通信学部情報メディア学科2年次生)は、「湘南校舎をはじめ、ほかの校舎を拠点に活動するプロジェクトメンバーと交流を深められて貴重な時間を過ごせました。プロジェクトごとに活動目標は違いますが、抱えている課題や問題点は似ていて、解決策を考える上で参考になりました」と振り返りました。また、来年度初めてチャレンジプロジェクトに採択される「海中美化プロジェクト」の湯川竜生さん(海洋学部環境社会学科2年次生)は、「ほかのプロジェクトは長期間にわたって活動していることもあり、たくさんのノウハウを持っていました。研修会で学んだ内容をメンバーにも共有し、よりよい活動につなげたい」と語り、「先端技術コミュニティACOT」の喜田川将矢さん(文理融合学部人間情報工学科1年次生)は、「リーダーシップについて深く考えたことがなかったので、教職員の皆さんによる一つひとつのアドバイスが今後に向けて財産になりました」と話していました。