bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户ではこのほど、スタートアップ支援首都圏型プラットフォーム「Greater Tokyo Innovation Ecosystem (GTIE)」に参画しました。GTIEは、東京大学?東京工業大学?早稲田大学が主幹機関を務め、首都圏の大学や地方公共団体、ベンチャーキャピタル、民間企業などがスタートアップを目指す教員や学生を支援するプラットフォームです。本年1月にGTIEは国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の支援事業である「大学発新産業創出基金事業スタートアップ?エコシステム共創プログラム拠点都市プラットフォーム共創支援」に採択され、教員や学生が成果を社会実装するために必要な資金作りや体制づくりを推進しています。
スタートアップとは、革新的な技術を生かして社会的な課題を解決し、短期間での急成長を図る企業を指します。GTIEでは「世界を変える大学発ベンチャーを育てる」をキーワードに、大学から生まれる優れた技術の実用化や人材の育成を支援し、スタートアップが持続的に創出される体制構築を目指しています。参画大学は、まず機関内で社会的な課題解決につながる技術を持つ研究者に向けた支援プログラムを構築。研究者は、支援プログラムの内容を生かしてGTIEのスタートアップ支援プログラムにエントリーし、採択されればGTIEから研究資金支援をはじめ、参画団体を横断したマッチング?チーム形成支援、大企業との連携支援などを受けられ、世界進出を視野に入れたトレーニングプログラムにも参加できます。
学長室(研究推進担当)の岩森暁部長(総合科学技術研究所?教授)は、「研究成果創出のためには人材や設備だけでなく、多額の資金が必要です。起業と聞くと二の足を踏んでしまう研究者もいるかと思いますが、世界的に見れば大学の研究者が企業の代表を務めているのはごく当たり前になっており、大学発スタートアップの必要性は日々高まっているように感じています。研究成果を論文にまとめることももちろん大切ですが、自身が創出した技術で多くの人の生活を豊かにできればこれまで以上に自身の研究に誇りを持つことにもつながります。GTIE参画を通じて、文理を問わず、本学の教員や学生たちが持つ技術や知見、アイデアを社会貢献につなげていきたい」と話しています。また、本学の研究活動活性化を目指した環境整備や研究開発マネジメント強化を図るURA(University Research Administrator)教員の尾内敏彦教授(総合科学技術研究所)は、「GTIEは日本トップクラスの大学が集う巨大なプラットフォーム。多彩なプログラムを通じて、新たな知見を得られるだけでなく、共同研究にもつながる大きな可能性を秘めています。本学では、スタートアップ立ち上げに興味がある先生方や学生たちに向けたワークショップを7月末から開催する予定で、社会貢献につながるアイデアや技術をビジネスプランへと昇華させていきたい」と語っています。